制作・出演 : スコット・クライツァー
オン・ザ・ムーンオン・ザ・ムーン
ジャンル
ピアノ弾き語りの新星、シンコッティの第2作。デビュー作はオーソドックスなジャズだったが、これはポップ寄り。キャロル・キングの曲も2曲。「セントルイス・ブルース」「バリ・ハイ」といった曲も今日的なアレンジでポップに歌っていて仰天。インストも1曲。
モー・テナー・ブルースモー・テナー・ブルース
コンテンポラリー系と思われていたクライツァーがラリー・ゴールディングス(org)&バーナード・プリティ・パーディー(ds)とのトリオ編成で、意外や、オーソドックスなプレイを聴かせる94年の作品。ソニー・ロリンズをほうふつとさせる朗々たるソロが気持いい。
ニューヨークの想いニューヨークの想い
発売元
株式会社ポニーキャニオンコンテンポラリーな感覚の漲った4ビート・ジャズを聴かせてくれたクライツァーのデビュー作。親しみやすい選曲でも、彼のプレイは軟弱なところを微塵も見せずに痛快この上ないブローで自身の個性を表出してみせる。そこに見どころを感じさせてくれる一枚だ。
MO’TENOR BLUESMO’TENOR BLUES
スコット・クライツァーはニューヨークで活躍中の若手テナー奏者。オーソドックスなジャズも、コンテンポラリーなプレイもできる才能豊かなミュージシャンだ。今回はバーナード・パーディをゲストに迎え、オルガン入りファンキー・ジャズを聴かせてくれている。
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