制作・出演 : スティーヴ・サックス
過去5作から選曲し、未発表の4曲を加えた初のベスト・アルバム。自らの表現スタイルをもっているうえに声そのものが魅力的で、スタンダードやバカラック・ソングなど多くのシンガーに歌われている曲が独特の空気感を醸す。類家心平のトランペットもいい「いつか王子様が」など未発表曲も充実。
制作・出演
HIDEAKINAKAJI / HIDEOYAMAKI / KATSUMIHIRAISHI / MASANORISUZUKI / MASARUOKUYAMA / YUJIYAJIMA / スティーヴ・サックス / 樹里からん発売元
ユニバーサルミュージックよりJazzyに、よりCoolに。 前作「TORCH」のヒットを受けて発売される「J-POPスタンダードジャズアレンジカヴァー」企画第二弾!!
リトル・クリーチャーズの青柳拓次と、ムース・ヒルの伊藤ゴローによるジャズ・ヴォーカル・アルバム。そもそも普段からジャズに近い音を出している二人なのだからして違和感なくスンナリ聴けるのだが、チャック・ベリーやルー・リードを持ってくるセンスは彼らならでは。
発売元
株式会社ポニーキャニオン人気女性ジャズ・トランペット奏者、市原ひかりがセルフ・プロデュースを行なった4枚目のアルバム。平井堅がヒットさせた「大きな古時計」、スタンダードやオリジナル曲をバランスよく収録した。熱気あふれるこなれたグループ・サウンドを得て、市原がハートフルなアドリブを展開する。
笹子重治、フェビアン・レザ・パネはじめ、最良のメンバーに支えられた、極上の一枚。リバーヴ加工を排した生成りの音が、木綿のように心地よい。気負いなく、けれど真摯で、染み込むようにこころを満たす歌。楽曲の色合いすら越えて、何もかもがサリー色に染まっている。★
ほんわかした伸びのある声。ほとんどがスタンダードやボサ・ノヴァの名曲で構成されたデビュー・アルバムから感じるのは、彼女の名前どおりの“昼”。それも午後の気だるさだ。ドラムの音を極力抑えギターとピアノ主体のバックでじっくり聴かせてくれる。
TKYの秋田慎治によるソロ・デビュー盤は、2003年から活動しているピアノ・トリオを軸に置いたもの。(1)の透明感にあふれた広がりのある音使い、映画のサウンドトラックのような感触の(10)は、さながらパット・メセニーやライル・メイズあたりを連想させる。
デビュー作に続き、ゴンザレス鈴木のプロデュースによる2作目。(1)や(6)に代表される穏やかで和めるヴォーカルが最大の持ち味だが、難度の高いメロディで軽快にスウィングする(5)では技巧の確かさをアピール。(2)がジャズ・ワルツに編曲されているのは新鮮に感じる。
アン・サリーは心臓外科医でもある異色のシンガー。彼女の歌唱は、フュージョン、ブラジル音楽、ポップスなど幅広いジャンルから影響を受けているようだ。ジョニ・ミッチェルやセシリア・ノービーにタイプが近い。選曲も実に幅広い。日本発のユニバーサルなポップ。