制作・出演 : ストラトヴァリウス
北欧の叙情派メロディアス・メタルの代表格による初ライヴ。Y・マルムスティーンと人気を2分するT・トルキ(G)の華麗な技をフィーチャーしつつも、透明感に富んだ旋律美を見事に再現した力作ライヴだ。2枚組のボリューム感でライヴ・ベストの趣強し。
Y.マルムスティーンばりの叙情派T.トルキ(g)を核とする北欧メタル・バンドの初ベスト。とっぷりとウェットな泣きのメロディと意外やポップな味付けを施した楽曲は門外漢にも受け入れられる間口の広さがある。本誌でもそろそろ取材時なのでは?
リッチー・ブラックモアを敬愛するギタリストのティモ・トルキを中心とする北欧の“様式美メタル”バンドの6作目。クラシック音楽とハード・ロックを絶妙にブレンドした、従来の彼らのイメージ通りの作品で、懐かしい迫力と強烈な演奏が詰まっている。
当時イングヴェイ・マルムスティーンと人気を二分した早弾き様式美系ギタリスト、ティモ・トルキ率いるバンドのシングル(97年リリース)。マイナー・キーの泣きの旋律とドラマティックな曲展開、その冴えは相変わらず。(4)(5)のライヴ・ヴァージョンも臨場感があり、ファン必聴の音源だ。
2人の新メンバーを加えたストラトヴァリウスの5thアルバム。ティモ・トルキの重厚なギターと数々のバンドで名を馳せたヤンス・ヨハンセンのキーボードのマッチングはなかなか強力。巧みな構成力にも磨きがかかり、ハード・ロックの醍醐味が楽しめる秀作。
ヴォーカリストが変わり、さらにハイ・テンションな動きを見せることに成功したストラトヴァリウス。4thアルバムとなる本作でも、基本となるメロディ展開は変わらず、曲のあつみが増した感がある。欲をいえば、アルバム全体に流れが欲しいかな。
北欧メタルの風雲児ストラトヴァリウスの3rdアルバム。これまでのメロディック・スピード・メタル路線から一歩ひいた、スローなナンバーが目につく。彼らの魅力である美しい旋律が、さらに浮き彫りにされ、じっくりと聴ける1枚に仕上がっている。