制作・出演 : スーザン・オズボーン
なんと言っても、もっとも人の心に訴える力のある楽器は、人の声だろう。本作には、少年少女合唱団からア・カペラ・グループ、そして歌手の、それぞれの声の魅力が存分に楽しめる名曲を揃えている。心に染み込む一枚だ。
ヒーリング・ヴォイスのスーザンが、スタンダード曲などをピアノを中心にしたシンプルな演奏をバックにうたう。フルート演奏の「さくらさくら」、彼女がうたう6、11曲目などの日本の歌を含め、抑制された歌声により際立つ情感がある。同名のフォト&エッセイ集との連動作品。
ヒーリングの女王、スーザン・オズボーンのベスト・コレクション・アルバム。あの新井満とのコラボレーションが実現した話題の「千の風になって」英語ヴァージョンを含む、充実の内容だ。
イギリス民謡風のあのメロディになんとも言われぬ情感を感じる人なら、もう、たっぷりイケます。これでもかって具合に聴かされちゃうのに、後味がすっきりなのはナゼでしょう。メロディの深さに加えて、どの演奏も甘さを抑えて上品に仕上がっているからです。
発売元
株式会社ポニーキャニオン時間やスピードを重視し、視野が狭くなった現代人へのアンチ・テーゼとして注目が集まる「スロー」という概念をもとにセレクトされた作品集。忙しい毎日を送っている人たちへの一服の清涼剤。
ブルック・ニューマンの小説『リトル ターン』の世界(飛べなくなった鳥の物語)を、カタルニア民謡の「鳥の歌」からモーツァルトやブラームス、フォーレらの曲に詞をつけて、ヒーリング・ヴォイスのスーザン・オズボーンが朗々と歌いあげ展開していく。
彼女の優しい歌声がマリア様の声のように響く、スーザン・オズボーンのクリスマス・キャロル集。静かな夜に一人ゆったりと聴きたくなるようなシンプルなつくりです。ただバックはデジタル・シンセでなくなく古楽器のサウンドを使ってほしかったな。