制作・出演 : セシル・マクビー
バンヤナ〜ザ・チルドレン・オブ・アフリカバンヤナ〜ザ・チルドレン・オブ・アフリカ
76年にエンヤに録音したトリオ作。ベースはセシル・マクビー、ドラムスはロイ・ブルックス。全曲オリジナル。「イシュマエル」ではリーダーの歌やサックスも聴ける。いかにもこの人らしいパーカッシヴなピアノ、そして全体を覆うアフリカン・ムードが印象的だ。
ライブ・アット・ファット・チューズデイズライブ・アット・ファット・チューズデイズ
人気ピアニスト、ケニー・バロンがニューヨークのクラブ「ファット・チューズデイ」で行なったライヴを完全収録。スタンダードからオリジナルまで、ケニー節全開のピアノ・プレイが堪能できる。
キャプチャード・アライブキャプチャード・アライブ
数あるハーモニカのセッション・アルバムの中でも秀作とされる名盤。デューク・エリントン、ジョン・コルトレーンなどのナンバーを巧みなアレンジで心地よく聴かせてくれる。リズム・セクションとの絡みが最高。
ミスティック・レイヤーミスティック・レイヤー
山下洋輔ニューヨーク・トリオのアルバムで、川嶋哲郎がゲスト参加((2)(4)(5)(8))。緊密度が他に類を見ないほどに高い同トリオだが、和的情感&美の最上級の表現者でもある。端的には川嶋が尺八を模したフルートを聴かせる(4)に、また(1)の山下の深遠なピアノにそれは表われる。
パシフィック・クロッシングパシフィック・クロッシング
山下洋輔ニューヨーク・トリオ結成15周年記念盤。単に邦楽器とジャズの融合にとどまらない、邦楽や童謡から受けた創意を自在に駆使した意欲作。能の幽玄も円生の出囃子も渾然一体となって聴覚細胞の遺伝子を知的に刺激する緻密な構成が素敵。ぜひ、一聴! のお薦め品である。★