制作・出演 : セルゲイ・エデルマン
セルゲイ・エデルマン・ニューヨーク・セッションズ〜幻のRCAソロ・レコーディングセルゲイ・エデルマン・ニューヨーク・セッションズ〜幻のRCAソロ・レコーディング
2009年になってオクタヴィア・レコードからリリースされたバッハ・アルバムで“奇跡の復活”を遂げた彼。以後、たて続けに録音をリリースして時の人となった。復活というからには過去があるわけで、85年から数年の間にRCAから5枚のソロ・アルバムが発売されていたという。それらを、カップリングを変えて収めた4枚組がこれ。もちろん復活後のような円熟味はないけれど、若者らしいストレートなアプローチと素直な表現が好印象。特にロマン派の作品で、その魅力と真価が発揮されている。復活後と重なる作品が結構あるので、聴き比べも。
のだめカンタービレ 最終楽章 前編&後編のだめカンタービレ 最終楽章 前編&後編
制作・出演
のだめオーケストラ / のだめカンタービレ / ズデニェク・マーツァル / セルゲイ・エデルマン / チェコ・フィルハーモニー管弦楽団 / ベートーヴェン / ラン・ラン / ロンドン・フィルハーモニック・オーケストラ / 東響コーラス / 飯森範親2010年に前・後編公開の映画『のだめカンタービレ 最終楽章』のオフィシャル・アルバム。結成以来精度を高めてきた飯森範親指揮によるのだめオーケストラらが、映画の登場楽曲を新録。“のだめ”ファンには見逃せないアイテムだ。
ショパン:バラード全集、舟歌、幻想曲、幻想ポロネーズショパン:バラード全集、舟歌、幻想曲、幻想ポロネーズ
長年の沈黙を破って録音再開したエデルマンの3枚目は、彼が得意とするショパン・アルバム。大地にシッカリと根を張ったようなスケールの大きな演奏。まさにベテランの面目躍如。自在なテンポの揺れやルバートの扱いなど、すばらしい味を堪能させてくれる。
バッハ:半音階的幻想曲、イタリア協奏曲、パルティータ第六番バッハ:半音階的幻想曲、イタリア協奏曲、パルティータ第六番
RCAに録音を行なってきたエデルマンだが、約20年もの間録音とは無縁の生活を送っていた。久々の新録音は実に味わいが深い。余分な響きを洗い流したようなすっきりした音だが、まったく物足りなくない。表現も正統的でありながら十分に練り込まれている。要注目。
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