制作・出演 : ダグ・ワトキンス
1958年にパリで行なったライヴの音源を収録したアルバム。現地のミュージシャンは参加しておらず、数か月間ともに滞在したソリッドなクインテットで臨んだハード・バップ作品だ。自分の音を確立しつつあるバードの姿がある。
『バード・イン・パリ』と名付けられた作品と同じ1958年のライヴを収めたアルバム。バードもさることながら、ボビー・ジャスパーの快活ぶりは特筆すべき。リーダーかと錯覚するほど縦横無尽にサックスを吹きまくっている。
ロリンズの究極のベスト盤2枚組である。ディスク1は1951年から1958年、2は62年から近年までの名作を収録。各トラックでの豪放なアドリブ、近年の円熟したプレイなど“巨人”のエネルギッシュなサックスが全22曲どこからでも楽しめる。これはぜひとも“ジャズこれから”の若者にも勧めたい。
テナーの巨人、ソニー・ロリンズのプレスティッジ期を代表する楽曲が詰まったベスト盤。「セント・トーマス」から「テナー・マッドネス」まで名演が凝縮されており、モダン・ジャズの入門用としても推奨できる。
プレスティッジに育てられたといっても過言ではないほど、同レーベルに初期の重要作を残したマクリーン。荒削りな部分もありながら、貪欲に自らのアルト・サウンドを追求したニューヨーカーの名演を集めたベスト盤。
ジョン・コルトレーンとの共演盤などでプレスティッジ・レーベルの歴史に名を刻んでいる名ギタリスト。多くのミュージシャンに愛され共演したケニー・バレルの、ブルースに根ざしたプレイが集約されたコンピレーション。
制作・出演
アーサー・テイラー / ジョン・コルトレーン / ダグ・ワトキンス / ドナルド・バード / フィリー・ジョー・ジョーンズ / ポール・チェンバース / マル・ウォルドロン / レッド・ガーランドコルトレーンが初リーダー作を吹き込んだのも、マイルス・デイヴィスとの共演により腕を磨いたのも、みなプレスティッジにおいてのこと。荒削りな原石が偉大なる“ジャズ・ジャイアンツ”へと歩を進め始めた時代の歴史的記録だ。
発売元
ユニバーサルミュージックブルーノートとともに歩んだトランペッター、リー・モーガンのアルバム。とりわけ「ザ・サイドワインダー」から「クリフォードの想い出」へと続く冒頭の3曲は、彼のブリリアントなフレージングなくしては成立しないであろう渾身の名演となっている。
発売元
ユニバーサルミュージックテナー・サックスの巨人として長いキャリアを誇るソニー・ロリンズの、ブルーノートでの名演を集めたベスト・アルバム。「チュニジアの夜」ほか名曲があふれんばかりに収められている。
制作・出演
ジャッキー・マクリーン / ダグ・ワトキンス / チャーリー・ラウズ / デューク・ピアソン / ドナルド・バード / ペッパー・アダムス / レジー・ワークマン / レックス・ハンフリーズ発売元
ユニバーサルミュージックサイドメンとしても多くのセッションに顔を出しているドナルド・バードは、おそらく世に知られる以上にブルーノートに貢献したプレイヤーだろう。本作は選りすぐりの好演を集めたセレクション盤だ。