制作・出演 : ダグ・ワトキンス
テナーの巨人、ソニー・ロリンズのプレスティッジ期を代表する楽曲が詰まったベスト盤。「セント・トーマス」から「テナー・マッドネス」まで名演が凝縮されており、モダン・ジャズの入門用としても推奨できる。
プレスティッジに育てられたといっても過言ではないほど、同レーベルに初期の重要作を残したマクリーン。荒削りな部分もありながら、貪欲に自らのアルト・サウンドを追求したニューヨーカーの名演を集めたベスト盤。
ジョン・コルトレーンとの共演盤などでプレスティッジ・レーベルの歴史に名を刻んでいる名ギタリスト。多くのミュージシャンに愛され共演したケニー・バレルの、ブルースに根ざしたプレイが集約されたコンピレーション。
制作・出演
アーサー・テイラー / ジョン・コルトレーン / ダグ・ワトキンス / ドナルド・バード / フィリー・ジョー・ジョーンズ / ポール・チェンバース / マル・ウォルドロン / レッド・ガーランドコルトレーンが初リーダー作を吹き込んだのも、マイルス・デイヴィスとの共演により腕を磨いたのも、みなプレスティッジにおいてのこと。荒削りな原石が偉大なる“ジャズ・ジャイアンツ”へと歩を進め始めた時代の歴史的記録だ。
サッド・ジョーンズ自身の名声を高めたカウント・ベイシー楽団での活動期間中に、リーダーとして吹き込んだ貴重な2つセッション音源を収録。ブルーノートにも名盤を残した時期だけに、快調な演奏を聴かせている。
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ユニバーサルミュージックブルーノートとともに歩んだトランペッター、リー・モーガンのアルバム。とりわけ「ザ・サイドワインダー」から「クリフォードの想い出」へと続く冒頭の3曲は、彼のブリリアントなフレージングなくしては成立しないであろう渾身の名演となっている。
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ユニバーサルミュージックテナー・サックスの巨人として長いキャリアを誇るソニー・ロリンズの、ブルーノートでの名演を集めたベスト・アルバム。「チュニジアの夜」ほか名曲があふれんばかりに収められている。
制作・出演
ジャッキー・マクリーン / ダグ・ワトキンス / チャーリー・ラウズ / デューク・ピアソン / ドナルド・バード / ペッパー・アダムス / レジー・ワークマン / レックス・ハンフリーズ発売元
ユニバーサルミュージックサイドメンとしても多くのセッションに顔を出しているドナルド・バードは、おそらく世に知られる以上にブルーノートに貢献したプレイヤーだろう。本作は選りすぐりの好演を集めたセレクション盤だ。
名盤『サキソフォン・コロッサス』を吹き込み、テナーの巨人の名を欲しいままにした50年代以降の音源から選びぬかれた全9曲。プレスティッジやマイルストーンなどレーベル横断のベスト・アルバムだ。
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ユニバーサルミュージック全曲オリジナルのブルーノート盤を聴けば、ハンク・モブレーがプレイヤーとしてだけなくコンポーザーとしていかに過小評価されているかを実感する。ホレス・シルヴァーらの好演も味方につけた1957年の一作。
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ユニバーサルミュージックブルーノートでキャノンボールと共演するトランペットといえばマイルスを思わずにはいられないが、こちらはポスト・ブラウニーの逸材初お披露目盤。冒頭ではその先人へのトリビュート曲も披露している。
意外と少ないリー・モーガンのワン・ホーン作。メッセンジャーズ時代やジャズ・ロックでの派手やかなプレイとは異なり、肩の力を抜いた軽やかなソロを披露。1曲を除いてすべてスタンダードというのも特徴的だ。
ソニー・ロリンズの代表作であるとともに、1950年代モダン・ジャズの最高峰といえる名盤。ロリンズが豪快にブロウしながらも、ワン・ホーン・カルテットの理想的なアンサンブルが楽しめる。
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ユニバーサルミュージック全編がドナルド・バード自身のオリジナルで構成されたアルバム。ゴスペル色の濃いナンバーから、60年代ジャズ喫茶が大合唱に包まれたというほどの人気ぶりが伺える。サイド・メンバーの活躍にも注目。