制作・出演 : ダニエル・ユメール
「ライブ・イン・ヨーロッパ Vol.2」「ライブ・イン・ヨーロッパ Vol.2」
欧州を代表するプレイヤー三人が結成していたトリオが92〜93年に行なったツアーの未発表ライヴ音源から編まれた作品。三者の丁々発止のやりとりや、全員が一丸となって疾走していく様子などがリアルにとらえられ、まさに彼らの絶頂期の演奏が聴ける白熱のライヴ盤。
「ライブ・イン・ヨーロッパ Vol.1」「ライブ・イン・ヨーロッパ Vol.1」
活動歴33年を越える欧州最高のピアノ・トリオの、92〜93年のツアー時におけるライヴ音源を世界に先駆けて日本で初公開。グループの一体感、スリル、テンション、すべてが神業! こうした“芸術性の高い音楽”の前では、どんな美辞麗句も無用なのだろう。★
スクラッチスクラッチ
85年、エンヤに録音したピアノ・トリオ作。デイヴ・ホランド(b)とダニエル・ユメール(ds)とは初顔合わせ。バロンの抒情性がデイヴ・ホランドの持つメロディ感覚と呼応してブルース、ワルツとさまざまな顔を見せ、マジカルな演奏となっている。
「カランボラージュ」「カランボラージュ」
欧州を代表するピアノ・トリオがビッグバンドと共演した大作。緻密なスコアによる、変化に富んだ展開。トリオにはフリー・ジャズ的に自由闊達に演奏する空間が用意されるが、その流れの中でビッグバンドとダイナミックに絡んでいくと、そこに大きなうねりが生まれて興奮。
「ライブ・イン・パリ、1989」「ライブ・イン・パリ、1989」
トリオとしての最高傑作の一枚と言っても過言でないアグレッシヴな作品。三人揃ってこれだけ凄いトリオはなかなか聴けない。リズムのストラクチャーとメロディのストラクチャーが交差し、衝突しながらグルーヴが発酵する瞬間はスリリングだ。
フロム・タイム・トゥ・タイム・フリーフロム・タイム・トゥ・タイム・フリー
ヨーロッパの鬼才ヨアヒム・キューンが80年代末から90年代にかけて活動した屈指のピアノ・トリオの代表作。オリジナル曲のほかにコルトレーンの(1)(8)などを収録。フリーの気風あふれるアグレッシヴなピアノ・トリオ・ジャズを展開。欧州ジャズの気概をみせる。
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