制作・出演 : チャイコフスキー
最高の音で楽しむために!
ゲルギエフのウィーン・フィルの特別演奏会でのライヴ録音。爆発的にエネルギッシュな演奏ではないが、ウィーン・フィルの音色を十分に生かした、推進力と緊張感みなぎる熱気を帯びた演奏を繰り広げている。
チャイコフスキーのピアノ協奏曲全集から第1番と第3番をカップリングした作品。“鋼鉄のピアニズム”といわれて一世を風靡し、硬軟併せ持つ美しいピアノを聴かせた、ギレリスの素晴らしい名演のひとつだ。
小澤やベーム、シノーポリにヤルヴィなど、新旧名指揮者の競演が楽しめる管弦楽名曲集だ。軽快な曲から美しい曲や甘いメロディと変化に富んでいて、初めて聴く人にも十分に楽しめる構成となっている。
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キングレコード株式会社バレエ上演はバレエ団の数だけさまざまな版があるといわれる。この盤は実際に熊川が振付けした舞台を音楽的に再現したもの。オリジナルの曲順とはかなりの変更があるほか、テンポ設定や表現なども“身体表現”にフィットした演奏が展開しているのが聴きもの。
モーツァルトへのオマージュともいわれているチャイコフスキー「弦楽セレナード」と、チャイコフスキーへのオマージュであるアレンスキーの変奏曲という面白い組み合わせ。バルビローリによる濃密な表情がたまらない演奏だ。
ポップスなどの洒落た編曲で人気を博した加羽沢美濃が、クラシックのオーケストラ曲を加羽沢流のピアノ・アレンジを施したアルバム。オーケストラのスケールと華やかさを見事にピアノですくいとっている。
佐藤美枝子が世界に飛躍するきっかけは98年のチャイコフスキー国際音楽コンクール優勝だった。くすんだ音色を持つ佐藤の声は、この作曲家のほの暗い叙情を表現するのにもってこいである。聴く者を惹きつける強い集中力を持った歌唱として高く評価したい。
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ユニバーサルミュージック人気曲を中心に収録したクラシック・コンピレーション・アルバム。6枚組という大ヴォリュームで、超一流の演奏家による、おなじみの楽曲の数々が楽しめる。一家に一枚置いておきたい作品だ。
デュメイが初めて本格的に協奏曲に取り組み、高い評価を得た一枚。デュメイの美音と豊かな表情がほとばしるロマンティックな表現が、この2大名曲の魅力を引き出している。
若い有能な指揮者とオケが、エキサイティングで有益な経験を積むとどうなるか。その答えがここにある。おまけにまだ現在進行形なので、今後の飛躍は計り知れない。瞬く間に先人らの語法と知恵をモノにし、若さと成熟を兼備した音楽を聴かせている。
1968年のチェコ・フィルとの「悲愴」も豪壮で迫力満点だったが、1年前のこの録音は、ライヴだけに、気迫がみなぎり、動と静の対比も鮮やか。きりっと締まった、感傷的ではないチャイコフスキーが聴ける。
人気の“ベスト100”シリーズのバレエ音楽編。チャイコフスキーの3大バレエはもちろん、ロマンティック・バレエの傑作群やストラヴィンスキー、ウエスト・サイド物語までを、一流アーティストの演奏で楽しめる。
堂々たる音色と多彩なテクニックを持つアルカディ・ヴォロドスが、ピアニストのレパートリーの中でもっともよく知られた名作のひとつ、チャイコフスキーとラフマニノフの協奏曲に挑戦しました。どちらも世界の小澤征爾、ジェイムズ・レヴァイン指揮、そしてベルリン・フィルハーモニー管弦楽団という世界最高の組み合わせによる共演です。最高の演奏家たちによる至上の調べをご堪能ください。