制作・出演 : デーモン小暮
GIRLS' ROCK 〜Tiara〜GIRLS' ROCK 〜Tiara〜
女性シンガーの楽曲をカヴァーしたシリーズの第3弾。どんな曲も自身のスタイルで歌い上げてしまう底力に閣下の芸人魂を感じる。ハード・ロックを基調に、ストリングスやホーンを配したサウンドもカッコいい。昨今のカヴァー企画の中でも異彩を放つ骨太なアルバム。
GIRLS' ROCK√HakuraiGIRLS' ROCK√Hakurai
70〜80年代の女性シンガーによるヒット曲をカヴァーする好企画の第2弾。今回は“舶来”のタイトルどおり洋楽のカヴァー・ヴァージョンの再カヴァーとなっている。歌いだしから原曲とはまるで違う「Mr.サマータイム」をはじめ、アンダース・リドホルムによるアレンジと音作りの勝利だな。
GIRLS' ROCKGIRLS' ROCK
80〜90年代初期の日本の女性ロック系シンガーのヒット曲を11曲歌い上げたカヴァー集。もともとメロディックでポップな曲が多いだけに、スウェーデン録音による北欧メタル風なアレンジのハマリ具合は最高で、この音ならオリジナルのリメイクも売れそう。
ル・モンd・ドゥ・ディーモンル・モンd・ドゥ・ディーモン
“地球デビュー20周年”を記念して編纂されたベスト・アルバム。聖飢魔II以外にも多彩な活動を展開してきた人物だが、それらを総覧できる内容がいい。ロックのフィールドに収まりきれない資質がよくわかる。実力派ゆえの実験精神の旺盛さがポイントだ。
WHEN THE FUTURE LOVES THE PAST 〜未来が過去を愛するとき〜WHEN THE FUTURE LOVES THE PAST 〜未来が過去を愛するとき〜
デーモン小暮、久々のソロ作品。和楽器と未来派ポップスの融合がテーマ。pal@popや石垣愛(元マッド・カプセル・マーケッツ)らとともにサウンド・プロデュースで岡村靖幸が参加。(17)はガンダムの映画主題歌カヴァー。凝った作品だが、少々コンセプトに溺れた感も。
SYMPHONIASYMPHONIA
森岡賢ら5組のアレンジャーとのコラボレート作。オーケストラとエレクトロ・ビートを融合されたナンバーや、デジタル・ロック・チューン、そしてオーソドックス(?)なバンド・サウンドによる楽曲と、攻めの姿勢で、最後までこちらの予想を裏切り続ける。
PREV1NEXT