制作・出演 : ドゥービー・ブラザーズ
「ミニット・バイ・ミニット」「キャプテン・アンド・ミー」「ミニット・バイ・ミニット」「キャプテン・アンド・ミー」
トム・ジョンストン、マイケル・マクドナルドという前後期の看板アーティストが残したそれぞれの代表作をカップリング。どちらのサウンドがタイプかは趣向の問題だが、完成度の高さはともにすばらしい。70年代を語るとき、2枚とも忘れてはならない傑作だ。
トゥールーズ・ストリートトゥールーズ・ストリート
彼らの2nd、3rd、4thアルバム。マイケル・マクドナルドが参加する以前の、サンフランシスコ湾岸地域で名を馳せていたころの作品だ。曲の多くは“ロック人種讃歌”で、'70年代前期のロックの有り様がわかる。激しいリズム・ギターと独得のハーモニーが見事。
キャプテン・アンド・ミーキャプテン・アンド・ミー
初期ドゥービー・ブラザーズを代表する73年発表の3作目。ツイン・ギター、ツイン・ドラム、そしてトム・ジョンストンのぶっとく男臭いヴォーカル。豪快なR&Rアルバムだ。
ミニット・バイ・ミニットミニット・バイ・ミニット
アメリカ国内ですでに3,000万枚のLPを売っているドゥービーは、'80年ついにこのアルバムでグラミー賞の4部門を獲得した。文字通りのスーパー・バンドとしての地位を不動のものにした、記念碑的アルバム。