制作・出演 : ネーメ・ヤルヴィ
『千夜一夜物語』に題材を得て、エキゾティックな旋律や壮麗なオーケストレーションによって絢爛豪華な一編の音楽絵巻に仕上げられた《シェエラザード》。スペインの民謡や舞曲を巧みに採り入れて、色彩的な管弦楽法で書かれた《スペイン奇想曲》。リムスキー=コルサコフのオーケストラの名作2曲を収録したこのアルバムは、小澤征爾が指揮するボストン交響楽団とN.ヤルヴィ指揮のエーテボリ交響楽団の輝かしい演奏で収録しています。
最高の音で楽しむために!
“ストレスを与える作品”というインパクトの強いテーマと徹底的に選び抜かれたな収録内容が話題のコンピ盤。反癒し系のクラシック曲を集めた貴重な一枚となっている。同時発売の『ストレス・バスターズ』と聴き比べるのも面白い。
ヤルヴィのシベリウス交響曲全集からの1枚。北欧の自然とロマンティックな詩情が一体となった交響曲第2番や民族主義的高揚をもたらした「フィンランディア」など、ヤルヴィの豊かな情感に満ちた演奏が味わえる。
ヤルヴィ2度目の全集。ほの暗く淡い色彩のシベリウスではなく、輪郭をむしろ明確に描き、濃い色彩、力強く前向きな要素を全面に出した演奏である。たとえば、難解と言われる第4番などは、良い意味でわかりやすい音楽に変わっている。第3番も非常に生き生きとしているが、場違いにならないのは指揮者、オーケストラともどもシベリウスの響きが染みついているからであろう。第2番も非常に流麗で明るい演奏。特にシベリウスの交響曲が苦手の人には試してみる価値はありそうだ。年代等ばらつきはあるが、音質は均質。
制作・出演
ウルバン・マルムベルイ / エスタ・オーリン・ヴォーカル・アンサンブル / エーテボリ交響楽団 / カール・グスタヴ・ホルムグレン / ネーメ・ヤルヴィ / バーバラ・ボニー / プロ・ムジカ室内合唱団 / マリアンヌ・エクレーヴバシュメットがBMGに残した名演を集めた2枚組のベスト・アルバム。彼のロマンティックな演奏が堪能できる。今やヴィオラ界の第一人者となった感のあるバシュメットだが、彼の演奏は、正統派というよりも、やはり個性的といった方がよいだろう。