制作・出演 : ハリー・アレン
フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーンフライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン
前作にあたるヴィーナスからのデビュー作でいきなり日本で人気となった、ウッド・ベースを弾きながら歌う女性シンガー。彼女のヴォーカルは、へんに力まず、情緒過多にならず、だからこそ、独特のあたたかみのあるフィーリングが歌声から自然とにじみ出ている。
ムーン・リバームーン・リバー
NYを拠点に活動し、シンガーとしても頭角を現してきた女性ベース奏者のヴォーカルを全編にフィーチャーした作品。シンガーとしての意識が過剰でない分、大上段に構えず、サラリと歌い、逆に、だからこそ生まれる彼女ならではの佇まい、味わいが好ましい。
ラブ・ストーリーズラブ・ストーリーズ
制作・出演
BrianParquette / ジョン・B.ウィリアムス / ジョン・チオディニ / ティム・ハウザー / トム・ブレックライン / ハリー・アレン / ヤロン・ガショヴスキー / リッチー・グッズ発売元
キングレコード株式会社メンバー中、唯一ソロ・アルバムがなかったマンハッタン・トランスファーのリーダー、ティムの初ソロ作品。ジャジィな表現は避け、素朴にほのぼのと歌っている点が印象的。「プリズナー・オブ・ラブ」はケニー・ランキン&フランキー・ヴァリとの共演。大人の味。
PRIME JAZZ SERIES::ミーツ・ザ・ビートルズPRIME JAZZ SERIES::ミーツ・ザ・ビートルズ
人気ヴォーカリスト/ギタリストのジョン・ピザレリがビッグバンドを従えて録音したビートルズ・ナンバー集。ドン・セベスキーの秀逸なアレンジによる、スウィンギーで粋なビートル・ジャズ・サウンドが楽しめる。
ラスト・ファースト・キスラスト・ファースト・キス
ピアノ弾き語りの新星トニーの『ウォント・ユー』に続くセカンド作。オフ・ブロードウェイ・ミュージカル『アワ・シナトラ』を足掛かりにデビューした人だけあって、シナトラふうの粋な歌声が魅力。自作、スタンダード、プリンスの曲も。バッキー・ピザレリも好演。
ノウイング・ユーノウイング・ユー
40歳を超えて円熟味も備えてきたジョン・ピザレリ。歌とギターで聴かせるエンタテインメント性は、古き佳きジャズを現代に伝えてくれる。時折スキャットも織り交ぜる楽しいヴォーカル・スタイルに必ず付随するスウィンギーなギター・ソロも魅力。