制作・出演 : バイロイト祝祭管弦楽団
楽劇「ラインの黄金」楽劇「ラインの黄金」
今や「オペラ」がその活動の重要な場となったバレンボイムの現状を確認するのに格好のCD。その巧みな指揮がこの作品をいっそうおもしろいオペラにしている。歌手たちに(歌での)芝居をタップリさせて、休みなしの2時間半を一気に聴かせてくれる。
ワーグナー:楽劇「神々の黄昏」ワーグナー:楽劇「神々の黄昏」
バレンボイムは88年以来バイロイト音楽祭で「指環」の指揮をとっており、この「神々の黄昏」が91,92年の上演による全曲録音の完結編となる。“ワーグナー指揮者”としてのバレンボイムの最近の充実ぶりを伝える、幅と深さをもった演奏である。
ワーグナー:楽劇<トリスタンとイゾルデ>全曲ワーグナー:楽劇<トリスタンとイゾルデ>全曲
発売元
ユニバーサルミュージック66年、バイロイト音楽祭でのライヴで永遠のベストセラー。録音に際しては『一般的な響き』が考慮されたというが、それでも独特な音色が聴ける。スタジオでもこれほどの名演がめったに望めないのがワーグナーの難しさかもしれない。