制作・出演 : バルトーク
最高の音で楽しむために!
既存の同曲盤を蹴散らしてしまうかのような抜群の演奏。多種多様な響きの変化、俊敏にして強靭な動きの数々、個々の奏者の圧倒的な技術と表出力。みなぎる気迫と緊張感。実に素晴らしい。録音のクオリティの高さが、それをいっそう浮き彫りにする。★
バルトークでは、全盛時のカラヤンとベルリン・フィルの凄さを見せるような演奏が味わえる。オーケストラの合奏能力の非常な高さとカラヤンの精妙巧緻な音楽の作りが味わえるシベリウスも必聴だ。
アルバン・ベルクSQの代表的な録音であり、バルトークの弦楽四重奏曲の演奏でも最高峰に位置するもの。バルトークの語法を、完璧なまでに表現しつくしている。彼らの合奏能力の高さに圧倒される一枚だ。
発売元
日本コロムビア株式会社最高の音で楽しむために!
抜群の推進を誇った、ラトル30歳後半の快演。バルトークの独特のリズムを、このようにカッコ良くきめられる指揮者は、そうはいない。それに加えて、オーケストラの透明感あるサウンド作りも驚嘆ものだ。
ピアノ学習者のための作品でありながら、そこに現代の音感覚や技法、そして民族音楽の素材を自然に盛り込んだ「ミクロコスモス」。教育用どころか、鑑賞用としても全153曲を一気に聴かせてしまう素晴らしさ。落ち着いて成すべきことを成した演奏もいい。
バルトーク作品に関するレクチャー・コンサートを精力的に行なっているパップ晶子による、バルトーク「ミクロコスモス」の全集第2巻。練習曲集でもありかつ実験場でもあるこの曲集の、範となるべきアルバムだ。
伝統を誇るレーベルが擁する歴史的名演から最新の話題盤まで、名曲名演を厳選した“RCAレッド・シール★ザ・ベスト”の1枚。精確なバトン・テクニックに支えられた完璧なアンサンブルが聴ける。
そうだ、クラウスはバルトークの教え子だったと、このCDを聴きながら気がついた。楽譜から読み取れるリズムや音色とは、まったく異なった音楽が鳴っている。こう弾かれるべきなのだ。それが民族の声なのだ…… と聴き入ってしまう。目からウロコの演奏だ。