制作・出演 : パイヤール室内管弦楽団
空想の音楽会 11空想の音楽会 11
“空想の音楽会”シリーズから、シャンティーイ城で実際に演奏された(かもしれない)狩の音楽などを集めた。うるさいくらいの狩猟ラッパの音が印象的な1曲目など、野趣溢れる中にも優雅な王侯貴族の楽しみを垣間みる1枚で、このコンピレーションは○。
空想の音楽会 19空想の音楽会 19
フランスの名刹、ランス大聖堂に縁のある音楽を集めたディスク。作品は14世紀のアルス・ノーヴァからルネサンス、18世紀にわたる。演奏は皆充実したものだが、録音が音楽性豊かで美しい。30年以上も前の録音も素晴らしいが、リマスタングが見事。
アダージョ100%アダージョ100%
何と言われたってアダージョが好き。バロックから近代までの名作アダージョが収められたアルバム。軽薄だなんて思わず聴いてみたらいい。「あなたは誰のアダージョが好き?」「私はバーバーだね」。もちろん、マーラーのアダージェットもすてきだね。
カノン100%〜パッヘルベルのカノンによる天然果汁の詰合せカノン100%〜パッヘルベルのカノンによる天然果汁の詰合せ
誰の耳にもなじみのある優しく美しい旋律、パッヘルベルのカノンだけを収録したアルバム。バロック・オーケストラからブラス・アンサンブル、シンセサイザーまで、オリジナルからユニークな編曲まで編成も編曲も多彩。風味豊かな味で楽しめて、後口爽やか。
ドビュッシー,ラヴェル 他:室内管弦楽曲ドビュッシー,ラヴェル 他:室内管弦楽曲
バロックのレパートリーが好評のパイヤールだが、フランス近代の作品も自家薬籠中のもとのしている。いずれも室内管弦楽団の規模に合った作品を、軽やかにサラリと演奏している。ラヴェルなどはもう少しネチっこくても良いのでは、と思うくらい。