音楽むすび | 制作・出演 : パッヘルベル

すっかりお馴染みとなった人気シリーズの第3弾。今回も映画音楽やヴァイオリン協奏曲などの5つのメドレーのほか、ジャジィな「だったん人の踊り」など、マニアまでをも唸らせてしまうようなウィットに富んだアレンジで、とことん楽しませてくれる。

75年にベルリン・フィルを退団した後、ソリストとして輝かしい活躍を続けているゴールウェイの25年間の総決算と言えるベスト盤。クラシックはもちろん、映画音楽やポップスに至るまで、彼の柔軟な音楽性と豊かな歌心を印象づける中身の濃い2枚組だ。

あ、懐かしいタイトル…と思ったら、再発でなく新作だった。前作同様聴きかたはいろいろ。シンプルな素材がどう料理されるかをキッチリ楽しむのもいいし、ぼんやり流して、突如現われる意外な音色に驚く(特に(11))のもいい。BGMの本質をつくコンピレーション、健在。

「パッヘルベルのカノン」や「オンブラ・マイ・フ」などのバロックの有名曲を集めたコンピレーション・アルバム。典雅な曲が多く、聴いていると心安らぐ。1枚1050円のお買い得盤。

ユニバーサル・ミュージック(ドイツ・グラモフォン、デッカ、フィリップス)のスターのベスト・シリーズ。お馴染みのバロック名曲などをイ・ムジチ合奏団の明快な演奏で楽しむ。

パッヘルベルの「カノン」、ヘンデルの「オン・ブラ・マイ・フ」、ペルゴレージの「悲しみの聖母」など、ゆったりしたひとときを“しみじみ”とすごすのにぴったりのバロック音楽を1枚に。