制作・出演 : ビゼー
最高の音で楽しむために!
南フランスの牧歌的な背景のなかで繰り広げられる劇付随音楽《アルルの女》、情熱的なスペイン情緒を背景に血と死の匂いに包まれた歌劇《カルメン》。ビゼーの舞台作品からの組曲を収録したアルバムです。アバドと彼が常任指揮者や音楽監督を務めていたロンドン交響楽団による躍動感に富んだ瑞々しい演奏は、今聴いてもまったく新鮮味が失われることはありません。シャープな感性が光る颯爽とした演奏を心ゆくまでお楽しみください。?
最高の音で楽しむために!
最高の音で楽しむために!
フランス音楽を最も得意とするロータによる、ビゼーの人気曲「アルルの女」と「カルメン」を収録。ロータの明快で美しい流れを浮かび上がらせる指揮によって、明るく色彩感豊かな演奏が繰り広げられている。お買い得感のある一枚だ。
ボチェッリがドン・ホセをうたった全曲盤からの抜粋盤。有名曲だけでなく、物語の内容もわかるような選曲となっている。全曲盤を聴き通すのはいささか大変なので、初心者やボチェッリ・ファンには格好の一枚といえる。
ヤルヴィのパリ管音楽監督就任記念録音。オーケストラの制御能力にかけては今や随一の手腕を誇るヤルヴィ。ふだんの演奏会ではサブ・メインくらいの作品だが、メインに登場させてもよいほどのとびきりの美しさ。この路線でラヴェル、ドビュッシーもぜひ。
80年代半ばの録音。プレートルはビゼーの作品を自在に楽しんでいる。交響曲で小粋な演奏を披露したかと思うと、「カルメン」ではノリの良い演奏を展開。「アルルの女」では味わい深い演奏が聴ける。バンベルク響(特に木管楽器)は素朴な音色が魅力的だ。
聴きものは何と言ってもボチェッリのホセ。いくぶんくすんだ色合いの力強い声がこの役に打ってつけだ。凄みのある低音を響かせるドマシェンコのカルメンも出色の出来栄えである。オペラ・コミークらしい軽さで名曲に清新の気を吹き込むミュンフンの指揮も秀逸。
80年代に日本でも人気の高かったフルートの名手、パトリック・ガロワが収録した10枚のアルバムから名曲・名演をピックアップ。明るく伸びやかな音色とクセのない演奏は、旋律の美しい小品の演奏にはピッタリ。癒し系のCDではナンバー・ワンの一枚。