制作・出演 : フィラデルフィア管弦楽団
ラヴェル:ボレロ/亡き王女のためのパヴァーヌ ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲 他ラヴェル:ボレロ/亡き王女のためのパヴァーヌ ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲 他
バーンスタインがフランス国立oを指揮した近代フランス作品。(2)の色彩感と躍動感は期待したほど派手ではないが管楽器の音色が際立ち、十分魅力的。同じフランスものながら後半のオーマンディが持つオーソドックスなカラーとの対照性が面白い。
ガーシュウィン:「ラプソディ・イン・ブルー」/パリのアメリカ人 グローフェ:組曲「グランド・キャニオン」ガーシュウィン:「ラプソディ・イン・ブルー」/パリのアメリカ人 グローフェ:組曲「グランド・キャニオン」
カラヤンしかり、オーマンディしかり。やはり並の指揮者ではこうした曲を楽しませられない。少しもイヤ味にならずにツボを心得た表現は、強烈な個性には欠けるものの、オケがとびきり上等なこともあって、ゴージャスな喜びを与えてくれる。名匠の技だ。
プロコフィエフ:ピーターと狼プロコフィエフ:ピーターと狼
まるで学校の音楽の授業の教材用という選曲。要するにオーケストラ入門なのだ。手元にスコアを置いて聴くにはもってこいだろう。演奏者も断る必要がないほど一流の人たち。50年代の録音はヒスが少し気になるが。
華麗なるフィラデルフィア・サウンド サン=サーンス:交響曲第3番「オルガン」 バルトーク:管弦楽のための協奏曲 ホルスト:組曲「惑星」華麗なるフィラデルフィア・サウンド サン=サーンス:交響曲第3番「オルガン」 バルトーク:管弦楽のための協奏曲 ホルスト:組曲「惑星」