制作・出演 : フランク・シナトラ
シナトラ・アンド・カンパニーシナトラ・アンド・カンパニー
シナトラ71年のアルバムで、意外と知られていない彼の“ブラジリアン・コネクション・アルバム”のCD化だ。アントニオ・カルロス・ジョビンとの共演7曲ののどかな良さやデオダート、ドン・コスタのアレンジも楽しめる。ビリー・ホリデイを歌う(14)は名唱。
ザ・リプリーズ・コレクションザ・リプリーズ・コレクション
60〜84年のリプリーズ時代のアンソロジーで全81曲。壮から老へかけてという、ちょうど最も味の出る時期だけに、ウマサを十分に堪能できる。逆に、ウマ過ぎちゃってねぇ、と言ってみたくもなるが…個人的にはキャピトル時代の方が好みにあってます。とはいえ、聴き応えは文句なし。満腹マンプク。昨年12月に75歳になったシナトラ、20世紀最高のシンガーの看板は、やっぱ彼のものか。
L.A.イズ・マイ・レイディL.A.イズ・マイ・レイディ
毎日がロック漬けの自分だけに彼のアルバムをフルで聴いたのは初めてだった。包容力のあるシナトラのヴォーカルとQ.ジョーンズの緻密なプロデュースが見事に絡み合っている。まさにゴージャスなエンターテイメントアルバム。タイトルも大御所ならでは。