制作・出演 : フランス国立放送フィルハーモニー管弦楽団
ラヴェル:ダフニスとクロエラヴェル:ダフニスとクロエ
チョン・ミュンフンのフランス国立放送フィルの首席指揮者時代の音源。曲の色彩感を引き出すテクニックに卓越したチョンの本領発揮となる録音で、彼の自在なタクトに導かれたオーケストラも、鮮やかで多彩な色合いを表現している。
チャイコフスキー/メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲チャイコフスキー/メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲
庄司紗矢香の通産4作目となる、2枚目の協奏曲アルバム。チョン・ミュンフンの万全のサポートのもと、陰影に富んだニュアンスやスケール感など、その才能が隅々にまで輝きわたった演奏だ。
ルイサダ・プレイズ・ベートーヴェンルイサダ・プレイズ・ベートーヴェン
アーティキュレーションや間の取り方、表情が変わる瞬間のわずかなテンポの揺らしなど、細部にこまやかな仕掛けを施し、実際にかかっている以上にじっくりとした時間で耳を満たすユニークなベートーヴェン。透けて見えるようでマッシヴなオケの響きも面白い。
シューマン:チェロ協奏曲イ短調作品129/ブルッフ:コル・ニドライ作品47 他シューマン:チェロ協奏曲イ短調作品129/ブルッフ:コル・ニドライ作品47 他
シューマンの協奏曲は早くもモルク2度目の録音となる。ヤンソンスとはドヴォルザークの協奏曲に続く共演だ。はつらつとして輝かしいなかにも、堂々として余裕すら感じさせる演奏を繰り広げている。
PREV1NEXT