制作・出演 : ブライアン・イーノ
ビフォア・アンド・アフター・サイエンスビフォア・アンド・アフター・サイエンス
「カノン」で知られる『ディスクリート・ミュージック』の2年後に発表された、77年のソロ作品。カンやクラスターといったジャーマン系のミュージシャンを迎え、聴きやすい音に仕上げている。
アフター・ザ・ヒートアフター・ザ・ヒート
ジャーマン・テクノの始祖クラスターと奇才ブライアン・イーノのコラボレート第2弾。前作『ハルモニア』に比べ、イーノ色が濃くなり、ポップ感が強く出た変化に富んだアルバムとなっている。
アナザー・グリーン・ワールドアナザー・グリーン・ワールド
[1]は'75年の作品で、プログレッシヴの新しい方向を模索するブライアン・イーノの姿が見える。[2]は'77年の作品で、ニュー・ウェイヴへのアプローチが感じられる。デイヴィッド・ボウイやトーキング・ヘッズからの影響が無きにしもあらず、というところ。
シュトフ・アッセンブリィシュトフ・アッセンブリィ
「ロック」の文脈の中で自分の音楽が語られるのを嫌うというイーノ。85〜90年の作品を集めた本作は、いわゆるキメのないスタティックな響きの浮遊する音楽で、アンビエント=環境音楽と呼ばれるらしいが、なんの、しっかり「聴き方」を要求してくる。