制作・出演 : ブラッド・メルドー
ハイウェイ・ライダーハイウェイ・ライダー
管弦楽も交えて緻密に構成したパートと自在にジャズを展開するパートを巧みに配しながら生まれたのは、大平原を旅するライダーの心象風景を紡いで描き出したかのような、壮大な音のパノラマ。底流には人間の営みに潜む諸々の感情が息づき、それらを鮮烈に表わすジャズの俊英たちの演奏が見事だ。★
カルテットカルテット
『メセニー・メルドー』と同じ時の録音。前作はデュオ中心の選曲だったが、こちらはメセニー+メルドー・トリオというカルテット中心の内容。前作を静とすれば、本作は動の世界。演奏のグレードは高いし、情感は豊か、訴求力も強力とあって、実に感動的な演奏。
メセニー・メルドーメセニー・メルドー
ブラッドにとってパットは音楽の道に導いてくれたアイドル、パットもいつの日か必ず共演したいと考えていた相思相愛、待望のデュオ作。(1)(5)(9)がメルドーで残りがパット作。カルテット曲ではブラッドのトリオ仲間を迎え、(4)など新生パット・グループを聴くよう。