制作・出演 : ブラームス
ブラームス:ピアノ・ソナタ第3番ブラームス:ピアノ・ソナタ第3番
ソナタでは、奇数楽章において、堂々としたテンポ設定により、シンフォニックな響きとスケールの大きさとが、特に強調されている。ソナタの緩徐楽章と、(2)以下の作品は、詩情豊かに歌いあげられており、ロマンティックな情感に満ちた演奏である。
ブラームス&ドヴォルザーク:弦楽四重奏曲ブラームス&ドヴォルザーク:弦楽四重奏曲
深いロマンの森をためらうように彷徨うブラームス。それに比べればドヴォルザークはロマンチックではあっても直情的だ。2つの作品に彼らの演奏は巧みに肉迫するのだが、たっぷりとした情感を湛え、あくまでも美しい。極上の美酒を密かに味わう楽しみ。