制作・出演 : プロ・アルテ管弦楽団
G線上のアリア100% rossoG線上のアリア100% rosso
バッハ究極の人気曲(?)だけに、『100%』シリーズにも第2作が登場したこの曲。タイトルの“rosso”は、アカではなくヒダリを意味するらしく、98年発売の第一作とは装いを変え、明確にクロスオーヴァー的な内容。楽しく気軽に聴けるという点では、こちらに軍配。
主よ、人の望みの喜びよ〜バッハ:管弦楽名曲集主よ、人の望みの喜びよ〜バッハ:管弦楽名曲集
古今東西、バッハの名曲のアレンジは多種多様存在するが、これは作曲家としても著名なクルト・レーデル自作自演(?)による意義ある一枚。全般にオーソドックスなアレンジのようでありながら、実はなかなか凝った作りであることがわかる。全15曲収録。
カノン100% fiore-パッヘルベルのカノンによるカノン100% fiore-パッヘルベルのカノンによる
あ、懐かしいタイトル…と思ったら、再発でなく新作だった。前作同様聴きかたはいろいろ。シンプルな素材がどう料理されるかをキッチリ楽しむのもいいし、ぼんやり流して、突如現われる意外な音色に驚く(特に(11))のもいい。BGMの本質をつくコンピレーション、健在。
パッヘルベルのカノン〜クラシックの散歩道パッヘルベルのカノン〜クラシックの散歩道
レーデル+プロ・アルテ管の名曲集というと、古い録音の寄せ集めと思いがちだが、これは94年9月の最新録音である。編曲もレーデル自身が行なっており、冒頭のマレーなどは聴きものだ。詩画で著名な早川義孝氏によるジャケットもなかなかいい。
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