制作・出演 : ヘザー・ハーパー
生誕150年記念のベスト盤。交響曲の聴きどころはもちろん、交響曲理解に欠かせない歌曲やピアノ四重奏、バッハの曲への編曲など珍しい曲も含んだ、まさにベスト・オブ・ベストな内容となっている。
制作・出演
アンドレ・プレヴィン / ウォルト・ホイットマン / ジョン・シャーリー=カーク / ヘザー・ハーパー / レイフ・ヴォーン・ウィリアムズ / ロンドン・シンフォニー・コーラス / ロンドン交響楽団60年代後半から70年代初頭にかけてのプレヴィンはきわめて意欲的で、溌剌としていた。彼の音楽人生の中でも特別な数年間だった。イギリスでは、彼らが愛してやまないウォルトンやヴォーン・ウィリアムズを振って、すばらしい演奏を聴かせるアメリカ出身の若い音楽家に最大級の評価で応えたが、日本ではまだイギリス音楽への理解が十分ではなかった。これを機にぜひ聴き直してほしい。まず録音が良い。最初に収録された「南極交響曲」は映画のための音楽がベースになっているが、プレヴィンの指揮に安易な演出は一切ない。あくまで正攻法で作品に向き合い、揺るぎない構成感と洗練された響きでドラマチックな世界を描き出している。二人のソリストがすばらしい歌唱を聴かせる「海の交響曲」、第5番3楽章の弦と木管の穏やかで奥の深い表情……。これぞイギリス音楽の魅力!
南極交響曲は、映画『南極のスコット』の映画音楽から改編されたもので、語り手や声楽各種打楽器を取り入れた大作だ。交響曲第8番は、全9曲中もっともシンプルで軽快な佳作。いずれもプレヴィンの上手さが光っている。
ベルナルド・ハイティンク / エルガー&ブリテン 1967年から1979年にかけて、ベルナルド・ハイティンクは、首席指揮者として、演奏会のたびに興奮があり、今でも忘れることができない栄光の時代にあったロンドン・フィルハーモニーに君臨しました。このCDは、1970年代後半から1980年代初期にかけて、エルガーやブリテンの英国音楽名作品のライヴ録音からソフト化したものです。ロンドンの音楽史上特筆すべきものであった、ハイティンクとロンドンフィルの特別な信頼関係のもたらす生気がよく捉えられています。 ・エルガー:序奏とアレグロ op.47 1984年11月27日ステレオ録音(ライヴ) ロイヤル・フェスティヴァル・ホール ・ブリテン:狩をするわれらの祖先 op.8 1979年8月14日ステレオ録音(ライヴ) ロイヤル・フェスティヴァル・ホール ・エルガー:『エニグマ』変奏曲 op.36 1986年8月28日ステレオ録音(ライヴ) ロイヤル・アルバート・ホール ヘザー・ハーパー(S)[ブリテン] ロンドン・フィルハーモニック コンサートマスター:デイヴィッド・ノーラン ベルナルド・ハイティンク(指揮) Disc1 1 : Introduction and Allegro for String Quartet and String Orchestra, Op. 47 2 : Our Hunting Fathers, Op. 8 3 : Our Hunting Fathers, Op. 8 4 : Our Hunting Fathers, Op. 8 5 : Our Hunting Fathers, Op. 8 6 : Our Hunting Fathers, Op. 8 7 : Variations on an Original Theme, Op. 36 "Enigma" 8 : Variations on an Original Theme, Op. 36 "Enigma" 9 : Variations on an Original Theme, Op. 36 "Enigma" 10 : Variations on an Original Theme, Op. 36 "Enigma" 11 : Variations on an Original Theme, Op. 36 "Enigma" 12 : Variations on an Original Theme, Op. 36 "Enigma" 13 : Variations on an Original Theme, Op. 36 "Enigma" 14 : Variations on an Original Theme, Op. 36 "Enigma" 15 : Variations on an Original Theme, Op. 36 "Enigma" 16 : Variations on an Original Theme, Op. 36 "Enigma" 17 : Variations on an Original Theme, Op. 36 "Enigma" 18 : Variations on an Original Theme, Op. 36 "Enigma" 19 : Variations on an Original Theme, Op. 36 "Enigma" 20 : Variations on an Original Theme, Op. 36 "Enigma" 21 : Variations on an Original Theme, Op. 36 "Enigma" Powered by HMV
今や数少ない本物の巨匠指揮者の1人であるハイティンクが、若き日に渾身の力を振り絞って録音した感動的なマーラーの「千人の交響曲」。《ユニバーサル・クラシック名盤1200》の1枚。
EMIの過去の名盤が最新のリマスタリング技術で蘇る《ARTシリーズ》。巨匠クレンペラーがメンデルスゾーンの「真夏の夜の夢」のもつ幻想性やロマティシズムを見事に引き出している。