制作・出演 : ヘルベルト・フォン・カラヤン
制作・出演
ウィーン楽友協会合唱団 / エリザベート・シュワルツコップ / エルンスト・ヘフリガー / オットー・エーデルマン / カラヤン / フィルハーモニア管弦楽団 / ヘルベルト・フォン・カラヤン / ベートーヴェン / マルガ・ヘフゲン若き日のカラヤンが戦後演奏活動を許される前に録音したウィーン・フィルとの交響曲第33番や、活動を再開した年の「フリーメーソン」での颯爽とした演奏が聴きもの。BPOとの6大交響曲は絶頂期の録音だ。
カラヤン最初のベートーヴェン交響曲全集。EMIの名プロデューサー、ウォルター・レッグが創設したフィルハーモニア管との記念すべき録音だ。カラヤンのストレートで覇気漲る演奏が印象的な名演となっている。
カラヤンの1971年録音のチャイコフスキーは、稀代のメロディメイカー、そして洗練されたオーケストレーションの名手としてのチャイコフスキーを前面に押し出している。類まれな美しさに満ちたチャイコフスキーだ。
第3番を除いた交響曲集と、シベリウスの代表的な管弦楽曲をまとめた一枚。ベルリン・フィルとの円熟の境地といった演奏と、フィルハーモニア管を振った初期の颯爽とした演奏とが楽しめる。
制作・出演
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 / ウィーン国立歌劇場合唱団 / キャスリーン・バトル / クルト・モル / ヘルガ・ミューラー=モリナーリ / ヘルベルト・フォン・カラヤン / ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 / ヨハン・シュトラウス2世カラヤンのウィンナ・ワルツはことのほか美しい。本作では、BPOとVPOとを振ったウィンナ・ワルツがまとめられている。VPOとは、唯一の登場となった87年のニューイヤー・コンサートでのライヴ録音だ。
ドヴォルザークはDGでの最初のステレオ録音、ベートーヴェンは2度目の全集のときのもの。ともにカラヤン50代半ばの壮年期の演奏だ。覇気に満ちたダイナミックで爽快な演奏が繰り広げられている。
制作・出演
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 / ジェイムズ・ゴールウェイ / デニス・ブレイン / バーナード・ウォルトン / フィルハーモニア管弦楽団 / フリッツ・ヘルミス / ヘルベルト・フォン・カラヤン / ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団カラヤン生誕100年記念として発表された、“ベスト100”シリーズのコンピレーション・アルバム。クラシックの一種の大衆化を成し遂げた、20世紀後半を代表する指揮者の真髄に触れることができる6枚組。
ムターが17歳の時に演奏したメンデルスゾーン作品と、25歳の時に演奏したチャイコフスキー作品を収録。このチャイコフスキーの作品をもってカラヤンとの共演は最後となった。カラヤンの影響下にあった頃と独り立ちをした頃のムターの違いが楽しめる。
ブラームスは、ムター18歳の時の録音。ゆったりと落ち着いたテンポに乗せて、ムターは伸び伸びと、その持てる力を十分に出している。若き俊才が集った、溌剌(はつらつ)としたベートーヴェンも秀逸。