音楽むすび | 制作・出演 : ヘルマン・シェルヘン

制作・出演 : ヘルマン・シェルヘン

ハルトマン:室内オペラ「シンプリチウス・シンプリチシムスの青年時代」ハルトマン:室内オペラ「シンプリチウス・シンプリチシムスの青年時代」

ハルトマン:『シンプリチウス・シンプリチシムスの青年時代』 ウルフ・シルマー&ミュンヘン放送管 【このCDについて】 作曲家ハルトマンはヨーロッパで人気があり、彼の存命中から多くの著名な音楽家たちによって新作の初演が行われ続けていました。亡くなってからもその人気は衰えることがなく、2005年のハルトマン生誕100周年を記念して行われた演奏会では室内オペラ「シンプリチウス・シンプリチシムスの青年時代」が演奏会形式で上演され大変な好評を博したのです。ハルトマンはこの作品を「オペラ」と呼びましたが、実際には歌うよりも語りに重点を置いたシニカルなものになっています。オリジナル版はヘルマン・シェルヘンの提案で1934-1936年にできていましたが、その後の1955-56年に改訂された時には、ストラヴィンスキーや第2次世界大戦の影響もあって、より複雑なものへと変貌したのです。  ウルフ・シルマーはこの曲を演奏するにあたりゲルハーヘルをはじめとした最高のソリストたちを揃え、こちらも大人気のヴォーカル・グループ、ジンクフォニカーもフィーチャーしこの作品のすみずみにまで光をあてることに成功しました。こちらもベルンハルド・ノイホフ、ヴィルフリート・ヒラーとウルフ・シルマーの対話がボーナスとして収録されています。(ナクソス・ジャパン) 【オーケストラについて】 ミュンヘン放送管弦楽団は同じくバイエルン放送傘下のオーケストラですが、全く違う団体で設立は1952年。オペレッタやリサイタルの伴奏などでその本領を発揮しています。現在は名手ウルフ・シルマーが芸術長の任にあり、こちらも一層の発展が期待されています。(ナクソス・ジャパン) 【シルマーについて】 日本でもおなじみの実力派指揮者ウルフ・シルマーは、1959年、ドイツのブレーメンに誕生。ブレーメン音楽院で学んだ後、ハンブルク音楽大学に進み、リゲティ、シュタイン、ドホナーニに師事。1980年にウィーン国立歌劇場のコレペティトゥーアとなり、マゼールのアシスタントを経て、1984年から同歌劇場の客演指揮者になります。  1988年から1991年までヴィースバーデンのヘッセン州立歌劇場音楽総監督、1991年から1995年には再びウィーン国立歌劇場と契約し、以後、デンマーク放送交響楽団の首席指揮者、ミュンヘン放送管弦楽団の音楽監督を歴任、2010年からはライプツィヒ・オペラの音楽総監督に就任することが決まっています。 【収録情報】 ・ハルトマン:室内オペラ『シンプリチウス・シンプリチシムスの青年時代』  カミッラ・ニールンド  クリスティアンン・ゲルハーヘル  ウィル・ハルトマン  ミシェル・ヴォレ  ジングフォニカー(男声アンサンブル)  ミュンヘン放送管弦楽団  ウルフ・シルマー(指揮)  録音時期:2008年  録音方式:デジタル 【BR KLASSIKレーベルについて】 バイエルン放送交響楽団、放送合唱団、そしてミュンヘン放送管弦楽団。この3つのアンサンブルの素晴らしい演奏記録が、バイエルン放送(Bayerischer Rundfunk)が自ら立ち上げた「BR KLASSIK」レーベルから愛好家のために提供されることになりました。  バイエルン放送響誕生から60年、レーベル発足を記念してまずリリースされるのは、現在バイエルン放送響の首席指揮者として腕をふるっているマリス・ヤンソンスによるマーラー、ブルックナー、ハイドンという、まさにファンにとって垂涎のアイテム。また、放送局が所持している過去音源からのリリースも予定されており、第1弾としてマルタ・アルゲリッチと共演したピアノ協奏曲2曲が登場します(1973年、オイゲン・ヨッフム/1983年、小澤征爾)。  今後は、バイエルン放送響歴代5人の首席指揮者の音源のほか、首席就任直前に急逝したキリル・コンドラシンの音源も含めて、3つのアンサンブルによる音源を年に10数点のペースでリリースする予定です。(ナクソス・ジャパン) Powered by HMV

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