音楽むすび | 制作・出演 : ヘンデル

またしても鈴木&バッハ・コレギウムの快挙だろう。世界に誇れる『メサイア』の誕生と言いたい。音楽への熱気がひしひしと伝わり、天才と呼ばれる米良美一らの天に上るような響きとその熱との相乗効果か、一気に聴かせる。が、身近にも感じさせ、そこが凄い。

オペラの有名なアリアを17曲も収録した、オペラに興味を持ち始めた人に最適な1枚。しかも、それぞれのアリアには、最良と思われる歌手の音源が選ばれ、質の高いコンピレーションとなっている。

ヘンデルの「オンブラ・マイ・フ」から「エーデルワイス」まで有名な曲を18曲収録している。適材適所の歌手を用いて、質の高いコンピレーション・アルバムになっている。入門者にも最適の1枚。

6枚のCDに100曲を詰め込んだ、クラシックの入門に最適のBOX。テーマ別に分類され、分かりやすく、楽しめる構成。しかもアーティストは、EMIが擁する新旧の一流の演奏家ばかりという豪華盤。

最高の音で楽しむために！

基本的にモダン楽器を使用しているが、バロック音楽入門&シチュエーション別に楽しもうとする向きには、古楽器のやや禁欲的なトーンより親しみやすいだろう。良い意味でBGMとしても使える便利な5枚のシリーズ。爽やかな響きになごめます。

ヴィヴァルディの「四季」からは「夏」が、バッハの「ブランデンブルグ協奏曲第2番」から「アレグロ」、そしてヘンデルの「シバの女王の入城」と、こちらは思いっきり元気が出る作品集。