制作・出演 : ヘンデル
発売元
キングレコード株式会社ヘンデルのオルガン協奏曲はオラトリオの幕間に演奏された、いわば余興的な意味合いを持った、華やかで明るく開放的なものだ。本作では、旧東独の名オルガニスト、ケーラーによる演奏が楽しめる。
この作品は、ヘンデルの合奏協奏曲の中でも傑作と言われているもの。重厚で華麗な作品から軽快なものまで、ヘンデルのさまざまな書法をイタリア合奏団が爽快に演奏しきっている。胸のすく一枚だ。
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キングレコード株式会社旧東ドイツを代表する合唱指揮者で、バロック声楽曲にも造詣が深かったコッホの代表的な録音。ピリオド楽器による演奏などとは違い、重厚で大きなスケールを持った豪華なヘンデルだ。
制作・出演
アラン・カーティス / イル・コンプレッソ・バロッコ / シャロン・ロストルフ=ザミール / ジョイス・ディドナート / パオロ・アントニオ・ロッリ / ヘンデル / マリヤナ・ミヤノヴィチ / ロベルタ・インヴェルニッツィ / ヴィート・プリアンテ“オリジナル草稿”を復元した新全集による初録音。ロンドンにおけるヘンデルのイタリア・オペラ最盛期の傑作にもかかわらず、(当時の政治・宗教対立から)初演直前の改変で声楽的バランスを欠いたものが本来の姿に。カーティスの面目躍如、溌剌の演奏だ。
新古典主義のスタイル、つまりノイエ・ザハリヒカイト(新即物主義)の典型的な指揮者の一人であるショルティ。本作では、彼のバランス感覚や均整美への希求がうまく作用している。声楽陣ともども美しい演奏だ。
制作・出演
DeniseGruber / SylviaGmur / アンゲリカ・キルヒシュラーガー / エーファ・ミリブング / バーゼル室内管弦楽団 / ヘンデル / ボード・フリードリヒ / リサ・インマー / ローレンス・カミングスバロックから現代まで幅広いレパートリーの中から身の丈に合った役に没入できる、きわめて現代的な歌い手キルヒシュラーガー。メゾに要求される優しさと雄々しさという両性具有的資質を、品格をもって表現できる稀有な才がヘンデル・アリアに繚乱する。★
演奏も選曲も渋くて通好みというイメージのある“ドイツ・シャルプラッテン”レーベル。だが、内容のある充実した演奏が多く、クラシックを素直な気持ちで楽しみたい人にはうってつけ。ディッタースドルフとフランセを加えた選曲は、ハープの魅力を聴かせる心憎いもの。
制作・出演
エディット・ピアフ / エヴェリーノ・ピド / カルロ・リッツィ / ダルトン・ボールドウィン / フィルハーモニア管弦楽団 / ヘンデル / ボローニャ歌劇場管弦楽団 / リチャード・アームストロング / ローラント・ブーア / 中丸三千繪発売元
ユニバーサルミュージック小澤征爾の「エレクトラ」でデビューしてから20年、その結晶がここにある。スタンダード・ナンバーや日本の民謡まで含んでいるが、なんといってもドラマティックなヒロインが似合う。今後はドイツものなども聴きたいし、全曲盤も期待したい。これからの20年が楽しみだ。
大好評の『イマージュ・クラシーク』シリーズにクリスマス・ヴァージョンが登場。聖夜に欠かせない心温まるメロディが満載で、合唱、華やかなオーケストラなど、サウンドのヴァラエティも豊かだ。
イギリスで活躍したドイツ人のヘンデルやロンドンで作曲したハイドンの交響曲なども含んだ、イギリス編の第1巻。充実した解説が付き、初心者でも、BGMなどとして楽しむことができる充実のコンピレーション。