制作・出演 : ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
ベートーヴェン:交響曲第5番《運命》 《エグモント》序曲ベートーヴェン:交響曲第5番《運命》 《エグモント》序曲
1947年のライヴ録音。「運命」の冒頭にある休符が透けて見えてくるような、否、聴こえてくるような演奏である。つまりは行間を読むごとく含蓄のある解釈と誇張とも思えるほどの迫力の表現に圧倒される。フルヴェンの語る“運命”の深さ、重さを思い知れ!
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲《レオノーレ序曲》序曲第2番 ウェーバー:歌劇《オイリアンテ》序曲ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲《レオノーレ序曲》序曲第2番 ウェーバー:歌劇《オイリアンテ》序曲
メシアン:「彼方の閃光」メシアン:「彼方の閃光」
メシアン最後の大作。音楽的に目新しい要素は見当たらないが、築き上げてきた独自の語法が多彩にちりばめられていてさながらエッセンス集の趣。濃密な情をさらりと聴かせるラトルの耳、超高域でゆっくりと透明な官能を響かせるオケの技も相まって熟成の音だ。