制作・出演 : ベートーヴェン
ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調「合唱」ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調「合唱」
生誕やら没やら、話題の多いクラシック界だが、この盤も、ハンガリー出身の名指揮者、セルの「没後20年」企画の1枚。溌刺としたテンポで小気味よく音楽をうたわせている。「第9」は、第4楽章ではじめて左右の広がりと奥行きを感じる…なんだか不思議。
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第1、2、3番ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第1、2、3番
ベートーヴェン最初期のソナタに「本気で」取り組んだアルバムである。作曲者が音1つ1つに込めた意味を余すところなく表現しているが、音楽が枝葉末節に陥ることはなく、スケール、推進力ともに十分である。ぜひ全集に発展することを望みたい。