制作・出演 : マイルス・デイヴィス
1964年2月録音のライヴ盤。同じステージを収録した『マイ・ファニー〜』が落ち着いた曲中心であるのに対し、本作は「ソー・ホワット」や「フォア」といった往年の代表曲から「ジョシュア」や「セヴン・ステップス・トゥ・ヘヴン」などの新曲まで、ファスト・ジャズを中心に収録。
『セブン・ステップス〜』の直後のライヴ盤。新生強力リズム隊のエネルギッシュなプレイとマイルスのフリー・ブローウィングがかったソロが聴きどころ。この頃からライヴ盤リリース・ラッシュが始まった。
制作・出演
ジェリー・マリガン / ジョン・コルトレーン / ズート・シムズ / セロニアス・モンク / フィリー・ジョー・ジョーンズ / ポール・チェンバース / マイルス・デイヴィス / レッド・ガーランド55年6、8、9月に分けて録音されたマイルスの名作のリマスター盤と、翌年2月同メンバーによるライヴ録音との2枚組。ニューポート・ジャズ・フェスでの演奏を収録している。“最高のクインテット”と賞されたバンドの貴重な未発表ライヴ音源。
全世界で累計1000万枚を売り上げているジャズの名盤中の名盤。このアルバムで今日のメイン・ストリームにまで通じるモードという奏法が確立された。エヴァンスとコルトレーンという2人の巨人が参加している。
『クールの誕生』と並ぶギル・エヴァンスとの合作の名盤。ギルの編曲とマイルスのソロが見事に融和し、それまでになかったジャズを打ち出した。原曲であるクラシックの旋律とモード・ジャズが絶妙に絡む。
マイルスとギル・エヴァンスがボサ・ノヴァの名曲を取り上げたアルバム。ギルらしい美しいハーモニーとマイルスの一音一音を大切にするソロが魅力。余分な緊張感がない分、肩を張らずに聴ける1枚。
制作・出演
サム・リヴァース / ジョージ・コールマン / トニー・ウィリアムス / ハービー・ハンコック / フランク・バトラー / マイルス・デイヴィス / ロン・カーター / ヴィクター・フェルドマンマイルスの元を去っていたコルトレーンが特別にゲスト参加し、最後の共演作となった人気盤。“シーツ・オブ・サウンド”と言われるコルトレーンの怒涛のフレージングとセンスあるマイルスのバランスが魅力。
CBS移籍後初のアルバムで、おそらく多くのファンが“ジャズの最高傑作”と呼ぶであろうマイルスの名盤。ミュートをかけたトランペットが実に印象的で、その後の彼のスタイルの原点とも言える。
マイルスの名盤のひとつ。スタンダードとなった「マイルストーンズ」をはじめ、第1期黄金メンバーにキャノンボールが加わった好演が満載。『カインド・オブ・ブルー』とともにモード手法を確立した金字塔的作品。
『BIRTH OF THE COOL』以来、高く評価されている一連のギル・エヴァンスとの共作名盤の中の1枚。各楽曲が途切れることなく続く組曲的な構成で、ギルの絶妙なアレンジが光る。
ニューヨークはプラザ・ホテルでのライヴを収録したアルバム。名盤『カインド・オブ・ブルー』と同じメンツによる演奏で、ライヴならではの熱い演奏が満載。彼の残した傑作ライヴ盤のひとつ。
『マイルス&モンク・アット・ニューポート』からマイルスだけの演奏を抽出したアルバム。『1958マイルス』と同じメンバーによるライヴ演奏だが、ミュートを使わない熱演が堪能できる。このメンツならではの好演。
制作・出演
ウイントン・マルサリス / シャーリー・ホーン / スティーヴ・ウィリアムス / チャールズ・エイブルズ / トゥーツ・シールマンス / バック・ヒル / ブランフォード・マルサリス / マイルス・デイヴィス最高の音で楽しむために!