制作・出演 : マーラー
マーラー:交響曲第5番マーラー:交響曲第5番
オケの機能ばかりを前面に押し出したマーラーに飽きたら、この1枚を勧めたい。録音は決して良いとは言えないが、ワルターならではの味のある表現がきっと何かを伝えてくれるはず。また、今のところワルターの第5はこのCDが唯一の録音となっている。
マーラー:交響曲第6番「悲劇的」マーラー:交響曲第6番「悲劇的」
昔のバクハツ的熱血メータが忘れられない人にはピンとこないかも知れないが、この演奏が最近の彼の志向を明確に表現したひとつの解答であることは疑いようがないだろう。響きの贅肉を削ぎ、シャープな造形で音楽の姿を浮き彫りにするのが新生メータ流。