音楽むすび | 制作・出演 : ミュラー

自分の葬式にはぜひクラシックが流れていてほしい、と考える人の思いを汲んだコンピ盤との由。しかし、ここでは聴き手が非クラシック者であることも意識した選曲がなされており、内容は優しく柔らかい方向。選者の意図からは離れるが、抒情メロディ集として愛聴することも可能だろう。

ガンバ奏者兼指揮者として活躍していた古楽演奏の先駆者の1人、ヴェンツィンガーが、ミュラーとの万全のアンサンブルを披露。ヴィオラ・ダ・ガンバの音を多くの人に広めた作品でもある。