制作・出演 : ラフマニノフ
ラフマニノフ:ピアノ・ソナタ第2番他ラフマニノフ:ピアノ・ソナタ第2番他
及川浩治の第2弾はラフマニノフ。愛奏しているというソナタ第2番(オリジナル版と改訂版を折衷)に始まり、前奏曲や練習曲などが続き「ヴォカリーズ」で終わるというコンサート風の構成。深い思い入れが伝わる演奏だが、強音の割れなどは多少気になる。
ラフマニノフ:練習曲集「音の絵」作品33&39ラフマニノフ:練習曲集「音の絵」作品33&39
最近とみに冴えた演奏を聴かせる小山の最新録音。この曲、ペダルの使いようによってはモコモコした曖昧な響きになったり、逆にゴツゴツし過ぎたりするのだが、彼女は絶妙なバランス感覚で印象派風に処理している。知らずに聴けばラヴェルだと思うかも。
ラフマニノフ:交響曲全集ラフマニノフ:交響曲全集
2,900円で交響曲全3曲が聴ける便利なCD。アシュケナージが本格的に指揮活動を始めた時期で、この名門オケを完全にドライヴできていないが、ピアニストとしてこの作曲家を自家薬篭中としているだけあり、旋律の扱いがユニークで響きの仕上げも美しい。