制作・出演 : ルイス・ナッシュ
制作・出演
ウェイン・エスコフェリー / ジェイソン・ジャクソン / ジェイ・ブランフォード / ジェリー・ダジオン / スコット・ロビンソン / マルグリュー・ミラー / ルイス・ナッシュ / ロン・カーター発売元
ユニバーサルミュージック無数のレコードにその名を刻んできたジャズ・ベースの神様が、2010年に初めて挑んだビッグバンド作品。「キャラヴァン」のような定番曲のほか、自身のオリジナルも織り交ぜて長年の夢を実現した。
スタンダードを中心にしたフリードマンのアルバム。まずはリメイクされた「サークル・ワルツ」。オリジナルに比較して表現のラインが鮮明でより力強い。だがリリカルな余韻も十分だ。これが円熟味なのかと思う。バックも好調。特にナッシュのパワフルなドラム・サウンドが光る。楽譜付きがユニーク。
ビリー・ホリデイ特集。ビリーのように歌うのではなく、ビリーの魂を受け継ぎながら、あくまでもD.D.本来の野性的かつエネルギッシュなスタイルで熱唱している点がいい。ジェームス・カーターの好演も印象的。最後のボーナス・トラックは98年の白熱ライヴ録音。
村上春樹の『1Q84』の冒頭に登場するヤナーチェクの「シンフォニエッタ」をピアノ・トリオで演奏! といっても決して便乗商法にあらず。ヴィクリッキーが奏でるのは、チェコのフォーク・ソングを研究し尽くした果てに生み出した、ここにしかない音なのだから。★
発売元
株式会社ポニーキャニオン美しいマンシーニのメロディに挑んだピアノ・トリオによる快作である。数々の名作の中から9曲を選定。どれもが馴染みの作品だ。タイトル曲は映画の同名主題曲、その美しいメロディをサイラス・チェスナットのピアノが甘くせつなく奏でる……これは堪らない。
名盤シリーズ“JAZZ the BEST”日本人アーティスト編。GRP初のインターナショナル・アーティストとなった女性ピアニスト、木住野佳子のデビュー盤。女性らしい繊細なピアノ・タッチと叙情的な演奏が魅力だ。
ファリナッチのイメージを変えるような内容が心地よい。スタンダードからタンゴ、ボサ・ノヴァ、イタリア歌劇、ブルガリア聖歌、そして「崖の上のポニョ」まで、彼が哀愁漂うトランペットで切々とフレーズを綴る。豪華な共演陣もその演奏に花を添える。
曲名どおりのセンチメンタルなムードで幕を開ける、切々と訴えかけるような96年録音作。スタンダードと即興曲を織り交ぜた構成で、ソロイストの魅力を最大限に引き出すルイス・ナッシュの演奏が光っている。
発売元
株式会社ポニーキャニオンサイラス・チェスナット率いるピアノ・トリオのベスト盤。スタンダード・ソングを、あふれる歌心と抜群のスウィング感で弾きこなし個性を発揮している。リズムを支えるのはベテランのジョージ・ムラーツ、中堅として安定感あるルイス・ナッシュ。