制作・出演 : ローラ・ブラニガン
ホールド・ミーホールド・ミー
デビュー・ヒット『グロリア』の頃は、シャウト中心の一本調子だったのが一作ごとに洗練され、この4作目では力みも消え、ヴォーカリストとしては一級の仕上りとなっている。映画出演の経験も績み、エンターテイナーとしての可能性も十分拡がってきた。
タッチタッチ
喉の奥でゴロッと鳴らしてから出すハスキー・ヴォイスは、ローラが歌うバラードの魅力のひとつ。低い声から高音へ一気に昇るときに喉の奥ではじけるゴロッにやられて、ジャケットの彼女の写真にキッスした。ファンク風の曲が多いが(2)にローラがいる。
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