制作・出演 : ワレリー・ゲルギエフ
マーラー:交響曲第6番 イ短調「悲劇的」マーラー:交響曲第6番 イ短調「悲劇的」
制作・出演
AndrewHaveron / JeanyiKim / RobinBrightman / カルミネ・ラウリ / ナイジェル・ブロードベント / マーラー / レノックス・マッケンジー / ロンドン交響楽団 / ワレリー・ゲルギエフいかにもライヴらしく、前へ前へと突き進む。そのほとばしるエネルギーは“悲劇”を力でねじ伏せ、勝利へと導くような様相さえ感じさせる。第4楽章もものすごい迫力だが(音量を上げすぎないように)、第2楽章の非常にていねいな作りも印象的だった。
バッハ・ミーツ・グバイドゥーリナ バッハ:ヴァイオリン協奏曲第1番&第2番 グバイドゥーリナ:ヴァイオリン協奏曲≪今この時の中で≫バッハ・ミーツ・グバイドゥーリナ バッハ:ヴァイオリン協奏曲第1番&第2番 グバイドゥーリナ:ヴァイオリン協奏曲≪今この時の中で≫
バッハは基本的には古楽器奏法を取り入れたものだが、特にそれぞれの第2楽章が異色。極端な弱音から、ヴィブラートをいっぱいにかけた妖艶な雰囲気まで演出。ムターに捧げられたグバイドゥーリナの新作(世界初録音)は、彼女の個性にぴたりの曲。音質優秀。
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番 パガニーニの主題による狂詩曲ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番 パガニーニの主題による狂詩曲
ドイツ・グラモフォンでの3枚目のアルバムで、2枚目となるラフマニノフの協奏曲。表面的なテクニックを聴かすのでなく、ラフマニノフの持つ抒情性とロマンティシズムを丁寧に紡いでいる。
チャイコフスキー:バレエ≪白鳥の湖≫全曲チャイコフスキー:バレエ≪白鳥の湖≫全曲
世界中のオーケストラや歌劇場から引っぱりだこの指揮者、ゲルギエフ初の「白鳥の湖」。本作でチャイコフスキーの3大バレエが揃った。オーケストラも指揮者も熟知したチャイコフスキーで、21世紀の決定盤といえる。
ロシアン・アルバムロシアン・アルバム
制作・出演
アンナ・ネトレプコ / イリヤ・バンニク / ウラジーミル・モローズ / ズラータ・ブルイチェワ / チャイコフスキー / ドミトリー・ヴォロパーエフ / マリインスキー劇場合唱団 / マリインスキー劇場管弦楽団 / ワレリー・ゲルギエフネトレプコが恩人ゲルギエフとともに録音したロシア音楽。彼女の少しウェットな歌声はロシア語とよく合う。珍しい曲も興味深いが、やはり彼女の世界進出のきっかけとなった「戦争と平和」や長大な「エフゲニー・オネーギン」の手紙の場が聴きもの。
ポートレイトポートレイト
ストラヴィンスキー:バレエ≪ペトルーシュカ≫/ドビュッシー:海/メンデルスゾーン:《真夏の夜の夢》からスケルツォストラヴィンスキー:バレエ≪ペトルーシュカ≫/ドビュッシー:海/メンデルスゾーン:《真夏の夜の夢》からスケルツォ
プロコフィエフ:オラトリオ≪イワン雷帝≫プロコフィエフ:オラトリオ≪イワン雷帝≫