音楽むすび | 制作・出演 : ヴァレンシア

オランダのシンフォニック・ロックの貴公子ヴァレンシアの新作。今回も目一杯ドラマチックでキャッチーな曲がバランス良く並んでいる。お約束のクイーンばりの組曲も中盤にセットされ、手堅い仕上がり。夢見心地のうちにCDが終わる、そんな感じだ。

透明感のあるそのミラクル・ヴォイスで多くのファンを魅了し、デビュー・アルバムで大ヒットを飛ばしたヴァレンシア。日本のファンのために彼からのクリスマス・プレゼント。本作を聴く限り、次のアルバムも大体の予想がついてしまうのがちょっと残念。