制作・出演 : 上木彩矢
2009年より音楽活動の拠点を東京に移した上木彩矢の移籍第1弾アルバム(通算4枚目)。クランチされたギターが鳴り響く「The Light」、ブルージィなリフが印象的な「EMPTY」など、デジタル・ロックに彩られたナンバーが並び、ロック・シンガーとしての新たな魅力を披露している。
「世界はそれでも変わりはしない」というシリアスな現状認識を強く反映した歌詞が印象的なミディアム・チューン。しかし楽曲自体は決して重くなく、どこか軽やかでポジティブなイメージを放っている。大らかな気持ちよさを感じさせるヴォーカルも魅力的な10枚目のシングル。
ビーイング系女性ヴォーカリストのサード・アルバム。バンド編成によるハード・ロック的サウンドの曲が多く、混じりっけのない声でひたむきに歌うヴォーカルが全編で冴えている。バラードでのスケール感のある歌声もなかなか。相川七瀬の現代版といえるか?
通算9枚目のシングルで、『名探偵コナン』ED曲「Summer Memories」は、ストリングスで聴かせるバラード。繊細なヴォーカルが、過ぎ行く夏の夜の物悲しい雰囲気をも醸し出していて切ない。心の脆さを歌う詞も共感を呼びそう。「I'm your side」は、静と動のメリハリあるロック・サウンドが気持ちいい応援歌。
8枚目のシングル。別れた恋人への想いを歌う失恋ソング「君去りし誘惑」は、吹っ切れたように爽快なメロディにのせて歌い上げることで失恋の哀しさがより際立ち、美しい純愛ソングへと昇華させている。GARNET CROWの岡本仁志が作曲した「Whenever you're gone Today」も同様にポップで悲しく美しい。
7枚目のシングルとなる本作、タイトル曲は恋人との別れを明るい朝になぞらえて歌うギター・ポップ。恋する女のコのメロウなしたたかさに思わず共感。カップリングは重厚感のあるメロディに乾いたギターが重なるストレート・ロック。この危なっかしい感に図らずも胸キュン。
CMやTVのテーマ・ソング、ヒット・シングル曲などを多数収録した、上木彩矢の2ndアルバム。メロディアスでポップ、そして時にロックなナンバーが並んだ、彼女の魅力が弾けた一枚だ。
急速にスピード・アップしてきたシングル・リリースの第7弾。2006年のデビュー・アルバムからさらに力強さを増した上木彩矢のヴォーカルと、スリリングなメロディが絡み、疾走する若さと熱気が交差するロック・チューンのストレートな魅力が横溢する出来だ。
アヴリル・ラヴィーンを彷佛とさせるルックス(実際、好きなアーティストだそうです)とストレートな発言で話題を集める上木彩矢の5枚目のシングル。2曲とも、ビーイング系の非常によくできたポップ歌謡。音楽でも、もうちょっと弾けてくれるとオジさん嬉しい。
ハードな魅力たっぷりシンガー、上木彩矢の4枚目のシングル。クランチの利いたエレキ・ギターがフィーチャーされたハードなサウンドながらも、ブレイクを活かしたアレンジやポップなメロディ・ラインによって、彼女の親近感あふれる声がより身近に感じられる。
映画『北斗の拳 ラオウ伝 殉愛の章』の主題歌(2)や名探偵コナンのエンディング・テーマ(3)を収録したファースト・アルバム。相性のいいエッジの利いたハード・ロックなサウンドと刹那的なメロディが、ゆるぎのない彼女の歌声をよりシンプルに強く心に響かせる。
メジャー第2弾シングルは、ギター・サウンドがエキサイティングに炸裂する骨太のハード・ロック・ナンバー。ドラマティックに構築されたサウンドのなか、上木の哀愁を感じさせるヴォーカルが、しなやかに駆け抜けてゆく。東宝映画『北斗の拳〜ラオウ伝殉愛の章』の主題歌。
GIZA Studio期待の女性ロッカー、上木彩矢のメジャー・デビュー・シングル。生ギターを効果的に使ったグルーヴィな(1)、ドラムとギターのアンサンブルが印象的な(2)、ライヴ録音の(3)と、いずれも彼女のヴォーカリストとしての魅力が味わえる。