制作・出演 : 吉田拓郎
IN THE BOX〈青春の詩|人間なんて|明日に向って走れ|ぷらいべえと|大いなる人|ローリング30|Shangri-la|アジアの片隅で|無人島で…。|マラソン|情熱|FOREVER YOUNG|IN THE BOX〈青春の詩|人間なんて|明日に向って走れ|ぷらいべえと|大いなる人|ローリング30|Shangri-la|アジアの片隅で|無人島で…。|マラソン|情熱|FOREVER YOUNG|
70年代以降の日本の音楽シーンを牽引してきた存在が吉田拓郎。フォーライフ設立以降のオリジナル・アルバム全22タイトルほか、CD25枚組全261曲入りのスペシャル BOXが登場だ。
吉田拓郎ザ・ベスト/ペニー・レーン吉田拓郎ザ・ベスト/ペニー・レーン
レーベルの壁を超えて構成された、レコード・デビュー後のベスト2枚組。“四畳半”だの“叙情”だのといった枠にとらわれることなく、その時々の心情をストレートな言葉で歌っているところに強力な説得力があるわけで、その姿勢は今も変わっていない。
Hawaiian RhapsodyHawaiian Rhapsody
ウルフルズのトータス松本や織田哲郎、忌野清志郎ら、人気アーティストたちが楽曲を提供。が、どんな曲調の歌をうたっても、拓郎節になってしまうところが彼の強みだ。意外と実験色が強そうに見えて往年の拓郎の匂いを感じたりなど、昔のファンも安心して聴ける。
GOLDEN J-POP/THE BESGOLDEN J-POP/THE BES
77年に発表されたベスト盤の初CD化2枚組36曲。(6)(1)でブレイクして以後の拓郎節がこれでもかって感じで並ぶ。若者の何気ない生活の断面を日常の言葉で歌った功績は大きい。それにしても名曲「マークII」(73年)が入っていないのはなんとも悲しい。
感度良好 波高し感度良好 波高し
吉田拓郎という人物を表わしているアルバム・タイトルだ。昔から感度がよく、荒波のなかを(好んで?)生きてきた。だからこそ今日までそして明日からもその存在感は揺るがない。リメイクの(2)が50歳の拓郎にピッタリの歌になっているところに驚く。★
ロング・タイム・ノー・シーロング・タイム・ノー・シー
いい感じで歳をとってるなというのが第一印象。大人のゆとりが素敵だ。このゆったりとしたうねりは、年輪を表わしている。個の世界をうたうことでニューミュージックがその輪郭を明確にしてから20年余り、ついにここまでたどり着いたかという気がする。