制作・出演 : 堀内孝雄
杉本眞人、小椋佳、河島英五といったシンガー・ソングライターの曲で構成され、大半が馴染みの曲のカヴァー。「冬のソナタ」の作曲者ユ・へジュンらが編曲を担当し、演奏は韓国ミュージシャンたちで、演歌歌手としての活動が定着した堀内らしい歌唱だ。
ニュー・シングル2曲を含むベスト・アルバム。アリス時代からの長いキャリアを持つ堀内の代表曲を収録。日本人の琴線に触れる“孝雄節”をたっぷりと味わえるとともに、彼の作曲家としての力量も再確認できる。意外なバタ臭さを発見できるのも、楽しい。
シングル「男が抱(かか)えた寂しさ」を含む全10曲入りのオリジナル・アルバム。1〜6曲目が男唄、7曲目を挟んで後半3曲が女唄の構成で、男っぽい唄声の裏に込められた情感がそれぞれの楽曲の、主役の心の襞を巧みに表現している。小椋佳作詞「紫煙」は、煙草喫いの心意気を唄う快作(!)。
堀内孝雄のアルバムは新録アルバムにベスト盤をカップリング。典型的なアダルト歌謡はベスト盤の(14)〜(17)くらいで、基本的な音楽性はアリス時代から大きな変化はないのだった。きわめて穏やかな手法ながら、実年向けの新たなポップスを模索していると感じた。
テレビ朝日系『はぐれ刑事純情派』の主題歌だけで、9曲もあったとは。しかも全曲とも堀内孝雄だったということを、あらためて認識した次第。アリス時代の名曲「遠くで汽笛を聞きながら」も、お約束の選曲というわけで、オリジナル・カラオケとのセットで収録。
堀内孝雄と小椋佳という豪華コンビで発表した作品を集めた、ファン待望のコンピレーション。記念すべき1作目「少年達よ」から、大ヒット「愛しき日々」、五木ひろしへの提供曲まで盛り沢山。
最新ヒット・シングル「時代屋の恋」「かくれんぼ」を含む堀内孝雄のベスト・アルバム。もちろん「恋唄綴り」「愛しき日々」「影法師」といったおなじみのヒット曲も完全網羅した決定版だ。