制作・出演 : 太田朱美
PRISMのドラマー・木村万作のニューユニット始動! PRISMのドラマーとしてのみならず、数多くのレコーディング、ツアーサポートを重ねてきた木村万作。 近年は小田和正のサポートでの活動が主となっている彼が、 “yo-in"という新ユニットを始動させた。 松田俊郎(Bass)との安定したリズムの上で、太田朱美(Flute)と生出珠美(Piano)がみずみずしく伸びやかに旋律を重ねていく。 M1「Encounter巡り会い」は、リスナーを新たな世界へと誘い、誰もが経験したことのある出会いのときめきを感じさせる。 M4「Beginnings」は、何かが動き出す前向きさを全面にだしつつもどこか懐かしさを感じるサビのフレーズが耳に残る1曲。 M10「Berimbau」はブラジル人アーティスト、バーデン・パウエルのカバー。 yo-inの手によってどう進化しているのか?空間を快適に彩り耳に心地よい、それでいて背景としての音楽にとどまらない、心を動かすメロディーとプレイ。 音楽が大量生産・消費されている中、yo-inによる「ラウンジ・ミュージックの逆襲」が今ここに始まる。 <メンバー>フルート:太田朱美ピアノ:生出珠美ベース:松田俊郎ドラム:木村万作
2年ぶりの2作目で、日本語をメインにした良質なジャズ・ヴォーカル作品。あたたかく、のびやかな声が楽曲のもつメッセージにぴったりな「翼」は飛翔感のある演奏も充実。「魅惑のワルツ」は夢見心地の雰囲気。オリジナルの「オーディナリー・デイズ」は透明感のある導入部とリズミカルな中間部の対比が面白く、快活なスキャットが見事。
期待の若手女性フルート奏者のデビュー作。彼女率いるバンドに、彼女もメンバーの一員であるPhonoliteの仲間たちが参加し、映像的イメージが広がる物語的展開によって、カラフルで起伏に富んだサウンドが生まれている。表情豊かなフルート演奏がみずみずしい。