制作・出演 : 小沢健二
ミックスシーディーミックスシーディー
90年代に活躍したラップ・グループ、キミドリのDJ、クボタタケシによるミックスCD。初の試みとなる日本人アーティストのみの作品で、ラテン、ジャズ、ポップスなどをジャンルレスに料理。聴けて踊れてリラックスできる極上の一枚だ。
ECOLOGY OF EVERYDAY LIFE 毎日の環境学ECOLOGY OF EVERYDAY LIFE 毎日の環境学
およそ4年ぶりのアルバムは何と全編インスト。天賦の才とも言える歌詞の魅力をかなぐり捨て、純粋に楽曲、サウンドそしてアンサンブルのみで勝負を挑んだ彼のチャレンジ精神に、まずはエールを贈りたい。主旋律の端々から漂う“小沢節”にも乾杯。
刹那刹那
90年代半ば、オザケン・ブレイクの真っただ中にリリースされたシングル曲を、本人自らが選曲したベスト盤。聴いてるこちらが恥ずかしくなるほど明るく正直で、やたら浮かれていて、それがあまりにも度を超えているから、聴き終えた後、ひどくもの哀しくなる。それが、“刹那”。★
球体の奏でる音楽球体の奏でる音楽
渋谷穀のピアノ、川端民生のベースが、なにしろ素晴らしい。小沢のソングライティングの才の証しであろう。軽やかで透明感があって芯が太いサウンドは心地好い。シンプルな音構成がむしろ歌と楽器の関係にふくらみを与えているのが非凡なところだろう。
LIFELIFE
何となくインテリぽかった1stから一転、ビッグヒット御礼の「今夜はブギー・バック」で見せた、劇的にスウィートで鬼のようにポップ、泣けるほどノスタルジック、というイメージを裏切らない名曲が並んだ、これは名盤。アナログ盤も限定発売です。
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