制作・出演 : 平原綾香
インタビュー掲載中♪ クラシックをモチーフにしたアルバムの第3弾。本作では、カヴァー候補曲をアンケート形式で一般募集。100年以上も昔の作曲家の意図や背景を尊重し制作した楽曲は、クラシック・ファンも納得できる完成度の高い内容だ。
ヒット・アルバム『my Classics!』第2弾。前作には収録されなかったバッハ、モーツァルト、ベートーヴェン、ブラームスらのクラシック曲を、作曲家の意図や作品の背景を尊重しながらカヴァー。クラシック・ファンも納得のポップ作となっている。
チャイコフスキーの「くるみ割り人形」のメロディを取り入れた前作「ケロパック」に続き、その流れを汲んだ“クラシックカヴァー”となるシングル。作曲家の意図を大切にしながらも平原ならではのスタイルを取り入れた、親しみと新しさが味わえる楽曲だ。
クラシック・カヴァー・アルバム『マイ・クラシックス』を発表した彼女が、今度は「アヴェマリア」のカヴァーに挑戦。光がさすようなシューベルト、そして祈りを込めるようなカッチーニ。ゴスペル風なアレンジなどを取り入れつつ、彼女の歌声が美しい旋律を際立たせている。
平原綾香のクラシック・カヴァー全12曲。最新シングル「新世界」「ミオ・アモーレ」に加え、大ヒット「Jupiter」と「ノクターン」を同一アルバムに収録するなど、彼女のクラシック・フィーチャー・ベストと言える一作。1〜10曲目までは自身の作詞だが、彼女の言葉に対する感性の鋭さにも注目したい。
イタリアが誇る名曲を、平原自身が日本語歌詞を手がけてカヴァー。「ミオ・アモーレ」はカルディッロ作ナポリ民謡「カタリ・カタリ」、「Moldau」はオペラ『トゥーランドット』より「誰も寝てはならぬ」。堂々たるクラシックとキャッチーなJ-POPのテイストが融合した、モダンなポップスだ。
テーマが“旅”で作詞作曲が谷村新司というと、まるで「いい日旅立ち」の続編のよう。打ち込みの音を除けば70年代の歌謡曲そのまま、懐かしさいっぱいのせつない曲調を、いちヴォーカリストに徹して丁寧に歌う姿勢がすがすがしい。NHK『にっぽん巡礼』テーマ曲。
オリジナル・アルバム6作目。表題曲はじめ新曲は3曲のみで、さまざまなTV番組や映画、そしてCMソングになった曲が詰まっている。それは人気の証でもあるが、自身出演もしたドラマ『風のガーデン』の、歌の深みを聴かせた主題歌の静かにして強い輝きは特別だ。
ドラマ『風のガーデン』主題歌「ノクターン」は、ショパンの「ノクターン」をモチーフに、英語詞で切なく“真実の愛”を歌ったドラマティックなバラード。さらに日本語詞の「カンパニュラの恋」は、同じ曲に平原綾香がドラマの内容に合わせて作詞したもので、こちらはポップな仕上がりだ。
これが初のベスト・アルバム。いうまでもなく、これまで彼女が放ってきたヒット・ナンバーが収録されている。爽やかで繊細なバラードが印象的な彼女だが、そのバワーを爆発させるような力強い曲もあり、あらためてそのヴォーカルの幅広さを実感する。
夜の静けさと人と人の繋がりの大切さを語りかけるように歌う「星つむぎの歌」は、全国“星つむぎの詩人たち”の言葉から覚和歌子が選び紡いだ歌詞、財津和夫の曲。また同コンビ作「今・ここ・私」は、ロック・フィールあふれた、“決心”の強さを感じる一曲。2008年最初の、ちょっと特別なシングル。
通算11作目のシングル。(1)はNHK『ダーウィンが来た!生きもの新伝説』テーマ曲で、“私の中の宇宙”について時に繊細に囁き、時に壮大に熱唱する。(2)はアルバム『4つのL』からのリカットで、流れゆく雲を想起させる大陸的バラード。2曲とも希望に満ちている。
NHKのトリノ五輪放送テーマ・ソングでもある「誓い」を含む通算4作目となるアルバム。Love、Life、Luck、Liveという4つのLをキーワードに、楽曲ごとに違うプロデューサーを配したライヴ感あふれる作品。