制作・出演 : 松下誠
FIRST LIGHTFIRST LIGHT
CITY POPブームの象徴的なアイコンの一人である松下誠のデビュー・アルバムにして最高傑作。 当時の洋楽(東海岸AOR)を完璧に昇華させた完全無欠のPOPアルバム。 81年リリースのこの作品でPOPSをやり尽くした松下はこの後のアルバムで多少のPOPS感を感じさせるものの、 CITY POPからはかけ離れたサウンドへと変化して行く。 それを踏まえても本作品の内容は本当に素晴らしい。 タイトル曲でもある「FIRST LIGHT」はミッド・テンポのアーバンメロー究極の1曲。
Time has comeTime has come
お手本はグラッペリ&メニューインのスタンダード・アルバム。しかしこの二人の場合、同門だけあって、二人とも根っこが共通、しかもスウィンギー。鷺巣詩郎のアレンジも文句なくいい。「誰も寝てはならぬ」が元ネタの(8)など鳥肌モノ。生音っぽい録音もグッド。★
FIRST LIGHTFIRST LIGHT
松下誠ソロ第1弾アルバムの再CD化。オリジナル・リリースは1982年。MOONレコードの記念すべき第1弾作品でもある。職人芸ギタリストによる、トロピカルな味わいの良質の音楽。
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