制作・出演 : 柏木広樹
ジャンルを超えたスタイルで、ポップなサウンドを聴かせる男性5人組の2作目。2008年発売のボックス・セット収録作の単独リリースだ。小気味いい音世界に浸れるアルバムであり、追加収録された「ARIGATO〜未来を信じて」の岩崎宏美ヴォーカルが聴きもの。
ロンドンに拠点を移し、クラシック音楽にあらためて正面から向き合ったという葉加瀬太郎の新境地を示す一枚。ヴィヴァルディ風アレンジの「春をどうぞ」や、エルガーの「威風堂々」をサビに使った「栄光への道」などの自作が収録曲の約半分を占め、“葉加瀬流クラシック”をダイナミックに体現する。
元G-CLEFのチェロ奏者の5作目のソロ・アルバム。ブラジル風味が濃厚で終盤の高揚感が心地よい「La?La?Ya」、小オーケストラとともにシンプルで穏やかなメロディを奏でる「ドリームボックス」、クリヤマコトが参加したパワフルかつ技巧的な「Vitamin Color」など多彩な内容。自らの詳しい曲解説を読んで聴くと味わいが増す。
チェリスト柏木広樹と仲間たちによるイージー・リスニング。ラテンやバラードなど多彩なテイストの11曲を収録するが、どの曲もメロディアスでスッと耳に馴染む。チェロの深くて優しい低音の響きを軸に、ギターやフルートなどを織り交ぜたサウンドが心地よい。
かつてG-CLEFのメンバーとして、日本に新しい音楽潮流をもたらしたひとりが柏木広樹だ。曲作りや楽曲解釈にみせる端正な姿勢と実際の演奏現場での情熱的な横顔の同居が魅力的な彼の新作。ブラジル風のエッセンスをベースにしたマルチテイスト・サウンドが楽しめる。
インストゥルメンタルで初めて紅白歌合戦に出場したG-CLEFのチェリストによるニュー・アルバム。クラシックや民族音楽にオリジナル楽曲をポピュラリティあるサウンドにアレンジしている。