制作・出演 : 森大輔
大阪出身のシンガー・ソングライター、4年ぶりの2作目。ニュー・ソウルをベースにした楽曲は前作以上にクオリティが高く、メロディの美しさやアレンジの妙はまさに脱帽もの。ヴォーカルの表現力も格段に成長し、実力が遺憾なく発揮されている。
森大輔のシングル。タイトル曲は、テレビ東京系の昼ドラマ『ママはニューハーフ』の主題歌で、ストーリーとのシンクロも感じさせる。親子愛や友情などをテーマにしたポップ・チューンだ。
嵐らへの楽曲提供やSMAPらの楽曲のアレンジ、“情熱大陸SPECIAL LIVE”(2007年)への参加など各方面で音楽的才能を発揮してきたアーティストの9枚目のマキシ。「君へと続く道」は「“好きだよ”と君に伝えなきゃ」と歌うポップなラブ・ソング。「ここにいる」はジャジィなライヴ・ヴァージョン。
冨田ラボとのコラボレーション楽曲「雨雲」でも知られる森大輔のシングル。AORフレイヴァを感じさせながらも清潔感にあふれたグルーヴィなナンバーで、軽やかながら温もりを感じさせる歌声が魅力的だ。
森大輔の6thシングルは、感情的なメロディを奏でるピアノと優美なヴァイオリンの音色が溶け合ったスロー・バラード。余計なものを省いたシンプルなアレンジからは、彼のトラックメイカーとしての才能が感じられる。
5枚目のシングルは、印象的な女性目線のクールな歌詞。楽曲はミディアム・ナンバーなのだが、タイトに絞りこまれており、意外にも疾走感あふれた作りに仕上がっている。ヴォーカルは繊細ながら大胆に歌い込まれ、熱さと冷たさの狭間にいるような不思議な感覚にとらわれる力作だ。
3歳からクラシック音楽に親しんできたシンガー・ソングライター森大輔の3枚目のシングルは、洗練された知的センスと熱いソウルネスをバランスよくミックス。せつない歌詞、柔らかなグルーヴと美しいハーモニーが心にしみる名曲に仕上がっている。
81年生まれのシンガー・ソングライターのデビュー・シングル。セヴンス・コードの多用やハーモニーの付け方、ブラスの入れ方などにスティーヴィー・ワンダー好きという音楽の嗜好がよく表われている。ヴォーカルは、とても澄んだ感じ。